SRPG Studio製のシミュレーションRPG「Yggdrasill」の紹介記事です。
まだ完成版ではなく、現在プレイできるのは途中のマップ12までです(2020年10月時点)。
作品の存在はTwitterで知っており、完成してから遊ぼうと思っていたのですが、我慢できずにプレイしてしまいました。
ダークな雰囲気のストーリーで、主人公がどうなっていくのか、先の展開が気になる内容です。
小説のように地の文もあり、やや重厚な文体でプレイヤーを物語に引き込んでいきます。
ゲームシステムとしても、色々と独自のシステムが組み込まれており、とてもプレイしやすく、歯応えもある作品です。
クリア時間は約5時間でした。
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ゲーム概要
「Yggdrasill」は、マス目で出来たマップ上で味方の駒を動かしていき、敵を倒していくゲームです。
作成ツール「SRPG Studio」基本的なシステムは、いわゆるファイアーエムブレムのようなシミュレーションRPGと同じです。
しかし本作は、独自の特徴が多く組み込まれていますので、順番に紹介していきます。
士気
マップ画面の下に表示されているバーによって、敵味方の士気が表示されています。
士気の高低が、各ユニットの命中・回避・必殺・必殺回避に影響を与えます。
士気は、自軍ターンで戦闘を仕掛けたり、増援発生地点を潰したりすることで上昇します。
逆に、敵のターンで攻撃を仕掛けられたり、味方が倒されてしまったり(キャラロストはありません)、ターンが経過することで、士気は低下していきます。
つまり、突っ込んでくる敵を待つよりも、こちらから積極的に攻撃を仕掛けることで、どんどん有利になっていきます。
何もしないターンがあると、やはり士気は下がっていくため、効率良い進軍と攻撃の手を緩めない戦略が必要となります。
ちなみに、出撃させないメンバーの平均レベルによって「後方支援ランク」という値が上下します(画像右上の表示)。
このランクによって士気の上がり方が変わります。
弱いメンバーを待機させていると後方支援ランクが落ちていき、ステージ攻略中、士気を上げるのに苦労してしまいます。
そのため、どのキャラもそれなりに育てるということが要求されます。
突撃
突撃は、士気システムを有効活用するためのキーとなるもので、全ての味方ユニットが使えるコマンドです。
移動後のコマンドで出てくる「突撃」を使用することで、一時的に突撃状態となり、再行動することができるようになります。
突撃状態は、防御力が0になるほか、攻撃系のコマンドしか使えなくなるなどの制限がありますが、一気に敵に近づいたりすることが可能となります。
防御力は0になりますが、反撃を受けない攻撃方法や、敵ターンに回さずに周囲の敵を倒すなどしてしまえば、デメリットはありません。
後方から前線へ移動させたいユニットについても、突撃によって2回移動できるので、スピーディーな進軍ができるようになります。
ターン巻き戻し
本作では、いつでもセーブ・ロードが出来るわけではありません。
基本的にステージ途中では中断セーブしかできず、何度もロードでやり直すことはできません。
そのかわり、任意のタイミングで、数ターン前までターンを巻き戻すことができます。
最初からやり直しを強いられるよりは、親切な機能だと言えるでしょう。
ただし、そのマップで6回以上巻き戻すと、ステージクリア時の攻略評価が下がります。
(攻略評価はただのやり込み要素なので、ゲームに影響はありません)
錬成
この作品では、武器やアイテムを購入することはできません。
どちらもステージクリア時に使用回数が回復します。
準備画面では「錬成」というものが可能で、お金を支払って武器を強化することができます。
基本的には威力が上がりますが、耐久力が少し下がるものもあります。
錬成レベルが上がるほど、費用はどんどん上がっていきます。
お金の使い道は錬成だけなので、心おきなく投資しましょう。
アイテム整理
出撃準備画面の「身支度」で、アイテム交換をすることが可能です。
通常のSRPG Studio作品では、誰がどの武器を持っているか、一人一人確認する必要がありました。
しかし本作では武器の種別ごとに、誰が持っているのかが一目瞭然です。
出撃させないメンバーと武器を交換することも多いので、非常に使い勝手の良いデザインになっています。
敵のターゲッティング
マップ上でユニットを移動させる際、敵ターンで誰が狙ってくるかがわかる矢印が表示されます。
これにより、どこにユニットを移動させると危険なのかがはっきりわかり、敵ターンでの結果を予測しやすくなります。
従来は、敵の攻撃範囲が一元的に分かるだけでしたが、この表示により、何人の敵に狙われるかという内訳も把握できるようになっています。
緻密に戦略を練るプレイヤーにとっては嬉しい機能でしょう。
感想(ネタバレ無し)
現時点で公開されているMAP12までクリアしました。
難易度ノーマルは、やや難しいくらいの難易度という印象で、たまに難関マップがあります。
しかし、各ステージの難所についてはヒントもありますし、攻略方法が複数想定されているように感じました。
初心者に配慮した簡単な難易度もありますので、全体として親切な作りです。
ステージクリア時の評価が良くても特典はありませんが、ついついSランクを取りたくなってやり直してしまう中毒性があります。
やり直しが苦にならない理由の一つとしては、1マップが程よい長さだからということがあります。
また、ガンガン進軍することが正義の士気システムと突撃コマンドの相性が良く、全体的に進軍のテンポが良いというのも一因だと思います。
従来のSRPGでは、プレイヤーに早く進軍させるために、「早く進軍しないと賊が村を滅ぼしてしまう」とか、「援軍がどんどん湧き出てくる」といった仕掛けが多く見られました。
しかし、こういった仕掛けは、負の動機付けになります。
「本当はゆっくり進軍したいけど、アイテムが欲しいから仕方なく急ぐ」というような思考になり、繰り返されるとストレスになってしまいます。
本作の士気システムは、ガンガン攻めた方が自分が楽になるという、まさに正の動機付けです。
そのため、進軍を急ぐのは自分の選択ということになるので、あまりストレスになりませんでした。
さらに、SRPGによくある、「出撃メンバーが固定されがち」という問題についても、メンバーを入れ替えたくなるような、後方支援ランクというものがあります。
こういった、「待ち戦法が強い」「出撃メンバーが固定されがち」といったSRPGの伝統的な問題に対して、本作は新しい解決策を示していると言えるのではないでしょうか。
キャラクターについては、固定成長+αということもあり、運が悪く成長が少ないということはありません。
強いキャラはいますが、特別弱いキャラはおらず、出撃させればみんな役に立つという印象があります。
同じような兵種でも、スキルや能力値できちんと個性付けされていると思います。
ストーリーについては、ライトというよりはヘビーな内容で、軽やかな文体というよりは重厚な文章です。
死・狂気・愛など、重めのテーマに合うような雰囲気の選択だと感じました。
そのマップだけのボスであっても、人となりを感じさせるセリフや描写があり、テンプレート的なキャラは、ほとんどいなかったように感じます。
女性は可愛らしいキャラが多いだけに、残酷さとのギャップがグロテスクにも感じられる場面もあります。
グラフィックについては、各キャラにはオリジナルの顔グラフィックと、迫力のある立ち絵が付いており、とても豪華です。
(本作のキャラデザインは、SRPG「ロンドリア物語」の作者・ひーりんまる氏がデザインされています)
音楽についても、場面に合ったBGMがチョイスされており、耳に残る使われ方が多い印象でした。
僕は、あまり音楽を意識することなくクリアすることも多いですが、本作はかなり耳に残っています。
まだストーリーとマップは最後まで完成されていませんが、現時点でも非常に楽しめる作品だと思います。
新しいプレイ感覚を味わえるSRPGとして、幅広いなプレイヤーにオススメします。
攻略メモ・ノーマル(ネタバレ有り)
この項目では、全体的な攻略のコツや、マップ別の攻略メモを記載しています。
本作の面白さのひとつとして、攻略方法を考える楽しさというものがあると思います。
したがって、自分で考えてクリアしたいという人は、この項目を見ることによって、楽しさが損なわれる可能性もあるため、ご注意ください。
全体的な攻略のコツ
・とりあえず士気を上げよう
士気を上げるには、なるべく味方ターンで攻撃をし、敵ターンで攻撃を受けないことが重要です。
したがって、敵の攻撃範囲に不用意に入らないようにしましょう。
・とりあえず突撃しよう
結構、敵との距離があっても、突撃すれば意外と届きます。
ただし突撃時に反撃を受けると痛いので、まずは間接攻撃できるユニットを積極的に突撃させましょう。
その後、直接攻撃ユニットでトドメをさせば、ダメージを受けずに敵を倒していけます。
・貴重な武器も積極的に使おう
本作では、ステージクリアすると、武器の耐久力は回復します。
そのため、あまり温存を考える必要はなく、敵の数を減らせる局面では、積極的に使っていきましょう。
回復アイテムもステージクリア後に復活するので、回復をアイテムだけに頼っても問題ありません。
・なるべく武器を落とす敵は倒そう
クリア後に武器の耐久力が回復するため、入手した武器は継続的に戦力となります。
珍しい武器を落とす敵は、なるべく撃破するようにしましょう。
・出撃前にマッチアップを意識する
出撃前にマップを眺めて、どの敵を誰が担当するか想定しておくことは重要です。
3すくみの武器の相性はもちろん、重装特攻、飛行特攻なども考慮して、誰を出撃させるか選びましょう。
ステージ攻略中はターンを巻き戻してやり直せますが、出撃メンバーの選定は最初が肝心です。
Prologue 亡国の復讐者
MAP 1
二手に分けるのであれば、上のルートはティーズ、右のルートは他の3人で進行するのがいいと思います。
回復手段がある3人のルートは、積極的に突撃して攻撃を仕掛けていきましょう。
突撃状態でイディスが攻撃を仕掛けるのなら、サタンを装備しておけば、追撃時にHPが吸収できて少し安心です。
Chapter 1 帝国の姫君
MAP 2
左上の砦はティーズとレア、それ以外の3人は右の砦を狙いましょう。
ホレイには、前のマップで手に入れたハンマーを持たせて、道を塞いでいるアーマーナイトを排除しましょう。
レアはすぐ上の弓兵や、崖の上の敵を排除しつつ、ティーズの進行を助けます。
進軍のタイミングによっては、ティーズ&レアが左上の砦を落とす前に、右ルートのメンバーがボスと交戦してしまうかもしれません。
今後のため、拠点破壊や、ホースキラーを入手してからクリアしましょう。
MAP 3
後半戦は、まず橋の上が主戦場となります。
敵のアーマーナイトは、ホレイのハンマーやティーズの魔法で排除します。
真ん中の弓兵を倒すと、伏兵でアーマーナイトが出てくるため、あらかじめホレイを進軍させましょう。
援護のため、左右の橋にティーズやチェシャを進軍させておくと、橋越しに魔法攻撃が出来るので便利です。
ボス付近については、なるべく少しずつ排除していき、最後に畳みかけましょう。
デュエルアクス持ちの歩兵は、倒すとスパークが貰えるため、なるべく倒しておきましょう。
Chapter 2 呪われた皇帝
MAP 4
崖の上の敵・飛行ユニットの敵対策などで、出撃させると便利なのは、ティーズ、スタール、レアで、アリスの専用武器もボス対策に有用です。
出撃前に、スタールのナイトボウを1回錬成しておくと、魔術師系の敵を1回の戦闘で倒せて便利です。
敵スカイソルジャーがホースキラーを持っているので、ロニアスは注意しましょう。
攻略としては、初期位置左側の敵はしばらく無視して、右回りで進軍します。
崖の上の弓兵は、すぐに上側のマスからレアで攻撃して排除しましょう。
敵ターンで、すぐ近くのロングボウ弓兵に攻撃されますが、絶対回避が発動するので安全です。
上側から攻撃する理由は、ダークマージからの攻撃で絶対回避を消費させられるのを防ぐためです。
右回りでは、すぐに武の魔法陣に乗った敵が道を塞いでいます。
弱体化の魔法陣があるので、魔法で間接攻撃して排除しましょう。
反対側から追ってくる敵をここで迎撃できると楽です。
敵飛行ユニットはスタールとティーズがいれば、問題なく迎撃できます。
途中のトルカも、間接魔法で攻撃すれば問題ありません。
左上の危険な山賊はスキル「対空迎撃」を所持しており、レアで攻撃しようと近づくと、自動的に攻撃をされてしまうので注意しましょう。
ボスのジェノは、追撃できるユニットで攻撃しないと、ほとんどダメージは与えられません。
素直にアリスのメリクリウスを中心に撃破しましょう。
MAP 5
毎ターンごとに、全ユニットの最大HPが1ずつ減少していきます。
したがって、素早い進軍を心がける必要があります。
また、マップ中央下の弓兵の射程が長いため、レアが迂闊に射程内に入らないよう注意しましょう。
射程外からのレアの突撃により、排除するのは楽です。
まず、1ターン目に左右のイビルアーマーと、小島の弓兵は排除したいところです。
イビルアーマーはハンマー持ちのメンバー、弓兵はスタールとレアで排除します。
左側のルートに毒の武器を持った敵がいるので、レストの杖を持たせたオフィリアは、左に割り当てましょう。
右下のネクロマージは物理守備が高く、一定以下のダメージを無効化します。
攻撃力の高いキャラのハチェットや、魔法キャラの間接攻撃で倒しましょう。
ボスのメリアは、敵将補正さえ排除すれば強敵ではありません。
Chapter 3 引き裂かれた姉妹
MAP 6
すぐ南下しようとすると、鉄壁のボブが道を塞いでいるので、真ん中の橋を南下するルートが安全です。
真ん中の橋にある、魔法攻撃の射程を伸ばす魔法陣を利用すれば、ボブも安全に倒すことができます。
その他の盗賊なども、真ん中の橋からの遠距離魔法攻撃で、ある程度片付けることができます。
一番右の橋の敵は、長距離魔法攻撃が届く範囲だけ片付ければ問題ないです。
狙撃手ハシゴの昇っている弓兵は射程に注意しましょう。
敵将は守備が固いので、ハンマーなどのアーマー特攻武器は温存しておくようにしましょう。
MAP 7
右の剣士2体はとりあえず放っておき、左にどんどん進軍していきましょう。
騎馬部隊は、ギルデンの威圧を有効に使うことで、一斉に攻撃されるのを防ぐことができます。
右下から向かってくる敵のドラゴンナイトは魔防が低いので、弓兵か魔法系の攻撃で対処可能です。
橋を固める敵は、弓兵の魔法陣を活用して、まずはロングボウ持ちのアーチャーから倒していきましょう。
そのあとは、前衛から順に間接攻撃で崩していけば問題ありません。
左下の狙撃手レカーは強敵です。
対空迎撃持ちなので、歩行ユニットで近づいて攻撃しましょう。
素早いため、なかなか再攻撃はできませんが、HPを半分に減らせられれば、ロニアスの追い打ちで追撃できます。
骨のラインまで進むと、ボスのレッドコードがプリーストとのコンビネーションで、ワープ攻撃を仕掛けてきます。
しかしレアやリーズで海上から近寄り、プリーストを倒してしまえば、レッドコードは動かなくなります。
可能なら飛行ユニット二人で、プリーストと弓兵を同時に倒しましょう。
片方しか出撃させていないなら、レスキューの杖を使って救出しても良いと思います。
Chapter 4 超越の力
MAP 8
難易度が高いマップです。
攻略の一例としては、まず右の船のユシッナを倒し、次に左の船のエレクトスを倒し、最後にボスのバーニングを倒すというものです。
バーニングの敵将補正を気にしないなら、一目散に突撃していっても良いですが、結構辛いです。
橋の魔法陣の上で守ることもできますが、防衛は士気システムが不利に働きます。
そのため、右の船に乗り込んで攻撃をしかけ、その後に中央・左という順に攻め続けることで、士気の低下を防ぐようにします。
魔術師系のメンバーは全員待機させ、出撃させるのは、物理系のキャラと弓兵のキャラだけにします。
(回復に不安があれば、チェシャだけでも出撃させてもよいかもしれません)
重装系の敵が多く、重装特攻が足りなくなる恐れがあるので、弓兵のキャラには「憐憫の矢」を持たせて、重装特攻に切り替えましょう。
まず右の船に渡るための上の橋は、ハンマーを持たせたキャラで戦います。
その下の橋は数が多いですが、槍を持ったキャラで押していきましょう。
1ターン目に限り弓兵はまだ攻撃できるので、早く右の船に乗り込めるように援護射撃しましょう。
左から乗り込んでくる敵はとりあえず相手にせず、右の船を制圧することを優先させます。
ユシッナ周りの敵はほとんど無力なので、落ち着いて倒せるはずです。
ある程度落ち着いたら、今渡ってきた橋で、追ってくる敵を迎撃しましょう。
毒の剣で毒状態にされると、敵のポイズンパレードでの特攻を受けてしまうので注意しましょう。
重装特攻持ちの味方は、バーニングに近づくまでの途中にいる重装系を慎重に倒していきます。
エレクトスに近づく前に、行動可能になった敵飛行ユニットと交戦することになると思います。
ドラゴンナイトはハンマーを持っているので、特攻に注意しましょう。
エレクトスを倒して敵将補正を下げたら、右の船に残っている味方に突撃させましょう。
バーニングも重装系なので、ハンマーやメルクリウスが良く効きます。
MAP 9
竜撃破にアイスソードが必須になると思うので、右ルートと左ルートの剣使用者に持たせておきましょう。
錬成もしておくと、より頼りになります。
その他の攻撃手段では、ホレイの強撃も有効です。
スタート地点すぐ上の、ロングヒーリング持ちと弓兵は放っておきましょう。
下手にレアなどで倒しに行くと、必中持ちの天の眷属が向かってきたり、ダークレスキューで引っ張られたりします。
前のめりに進軍したくなりますが、天の眷属やそのほかの敵など、少しずつ攻撃範囲に入り、おびき寄せて撃破していきます。
ダークレスキュー持ちは、下から射程3の弓兵で倒します。
この敵を倒すことで、下の方のロングヒーリング持ちと弓兵を安全に倒すことができます。
マリの敵将補正を十分奪っておけば、イディスのアイスソード+狼牙の一撃で倒せます。
マリの下にいる竜の撃破を狙うなら、レスキューの杖も活用すれば安全に戦えます。
Chapter 5 人を求める者
MAP 10
3つに味方が分断されていますが、飛行ユニットを出撃させれば、壁を越えて別ルートの部隊を援護することができます。
ただし、上下ルートの最奥の射程を伸ばす魔法陣の上に、対空迎撃・対馬迎撃を持つ敵が待機するので、歩兵以外は迂闊に近寄らないように注意しましょう。
上下どちらにも重装系の敵が配置されているので、特攻武器は忘れないようにしましょう。
ジャービスは強敵で、攻撃を仕掛けると「狂騒」スキルによって、即座に1回行動してきます。
倒し方としては、まず上下ルートの敵を片付けて、敵将補正を十分減らします。
下の魔法陣・射にはルディを配置し、上の魔法陣・魔には魔術系のメンバーを配置し、準備を整えます。
準備が整ったら、ジャービスの近くの魔法陣・武に、ロニアスかハダンを待機させます。
遠距離から魔法攻撃と弓攻撃中心に削っていきましょう。
クリティカルガードのスキルにより、ジャービスの必殺攻撃のダメージをかなり減らせます。
さらにルディのは狙撃スキルも使用すれば、より大きなダメージを与えられます。
壁役にはあらかじめ回復アイテムを持たせたり、オフィリアに回復のスタンバイをさせておきましょう。
あと少しで倒せそうになったら、こちらから攻撃を仕掛けてトドメを刺しましょう。
自分のクリア時のメンバーは、上にホレイ・アリス・リーズ、中にイディス・レア・ロニアス・オフィリア、下にトルカ・ルディ・チェシャでした。
MAP 11
まず正面の鉄壁のギスカは、毒の剣で攻撃しましょう。
そうすると敵ターンでHPが100%でなくなり、そのまま反撃で倒せます。
左右の騎馬部隊はサクッと倒しましょう。
中央の射的が伸びる魔法陣を活用すれば、面白いように敵をサクサク倒していけます。
フル活用するために、魔術師系と弓兵は出撃させておきましょう。
拠点からの増援をすぐにワープさせてくるプリーストは、早めに排除します。
マスターナイトは有利属性で攻撃しないとダメージを与えられない強敵です。
イディスの狼牙などで早めに倒さないと危険です。
ボスのルシルスは必殺率が高い上に、魔法陣の上にいるので手強いです。
あらかじめバトルアイテムの天馬の霊石を出しておけば、安全に戦うことができます。
MAP 12
かなりの難関マップでした。
弓兵二人は必須で、斧と槍を使えるメンバーも必ず出撃させておきましょう。
このマップでは、ターンごとに、錬成レベルに応じて武器の耐久力が削られていきます。
慎重に進んでいると、ボスを倒す手段が無くなってしまうということになりかねません。
素早い進軍を心掛けたいところですが、いくつか難所があります。
ダークレスキュー、強敵ソードマスター、迫りくるマスターナイトなど、どのように対処するかイメージしておくことが重要です。
ボスのシャーリィ用に、イディスのサタンとドルダムのジャバウォックは温存しておきましょう。
1ターン目、まずスタート時点すぐ上のネクロアーチャーを倒します。
そしてドルダムを突撃させて、その上のイビルアーマーをアビスなどで倒します。
続いて、ルディとスタールを上に突撃させて、ダークレスキュー持ちのプリーストを倒します。
ここまでが必須行動です。
他のメンバーは、マスターナイトから逃げるように一緒に北上していきます。
2ターン目、死霊ネズマをルディとスタールで倒します。
その際、スタールは左側のプリーストのダークレスキューの射程内にあえて入ります。
これにより、スタールは壁の向こうに連れていかれますが、次のターンから壁を挟んで、剣魔ギニュをロングボウ+ホークアイで安全に攻撃することができます。
他のメンバーは、マスターナイトからさらに逃げつつ、ダークレスキューの範囲に入らないように気を付けます。
3ターン目、スタールは壁の内側からギニュにロングボウ+ホークアイでの攻撃と、槍兵で相性を突き撃破します。
このとき、ジャベリンやスレンドスピアなどの射程2の武器で、魔法陣の一個下から攻撃すれば、ついでに敵ターンでアサシンもおびき寄せることができます。
ダークレスキューを持った右側のプリーストも、忘れずルディで撃破しておきましょう。
下のメンバーは、マスターナイトを迎撃します。
武器の相性を突いて、2体は撃破したいところです。
4ターン目、アサシンをもう1歩以上、下におびき寄せられれば、次のターンにようやく倒すことができます。
マスターナイトたちも片付けて、北上していきます。
魔法陣・魔を利用したドルダムやルディなどのメンバーで、後ろのダークマージを倒しておきましょう。
そうすれば、残るのはシャーリィだけです。
イディスのサタン+狼牙で攻撃したあと、ドルダムが魔法陣の上からジャバウォックを打って倒しましょう。
現在、公開されているマップはここまでです。
後半のマップはクリアが難しくなってきたので、あまりターンを短縮する余裕はありませんでした。
12マップクリアの合計は99ターンです。
キャラクター使用感
・イディス
主人公だけあって、成長も良くて強いです。
特に狼牙を習得すると、強敵キラーとして活躍できます。
クリティカルだけでなく、その戦闘の攻撃を絶対回避するという効果も心強いです。
・ホレイ
力が強く、強撃スキルが強いです。
特攻武器が無いと辛い相手にも、割とダメージを当てられる心強いキャラです。
技も早さもしっかり伸びるので、強撃発動時もまあまあ追撃できます。
・ティーズ
魔術師に必要な能力が万遍なく伸びるので、使いやすく有用なキャラです。
重装系には魔法が良く通りますし、ウィンドカリバーで飛行系相手にも有効打を与えられます。
・オフィリア
回復役です。
本作では回復アイテムがそこそこ優秀なので、通常のSRPGに比べて、若干重要度は低い印象です。
・アリス
やや非力ですが、序盤はメリクリウスの騎馬・重装特攻が有用で、出番が多いです。
ストーリー的にもヒロインポジションなので、今後のイディスとの絡みに注目したいところです。
・ロニアス
騎馬ユニットで、突撃を最大限に生かせる機動性が強みです。
また、剣と槍の2種類の武器が使えるのも利点です。
速さに依存しない追撃スキル・追い打ちと、必殺を半減するクリティカルガードで、強敵相手にも立ち回れます。
能力値的にはバランス型なので、最初は特徴がありませんが、成長すれば活躍の場所を選びません。
・チェシャ
祝福スキルにより、味方の中心に置いておくと、多少強引な突撃も可能になるのが強みです。
また、魔法攻撃できること自体が強いので、出撃させれば損しないタイプです。
人を食ったような癖があるキャラですが、人気が出そうな雰囲気です。
・レア
障害物を超えて移動できることが最大の強みです。
敵を撃破した後に、1撃だけ攻撃を回避できる絶対回避も、脆い飛行兵としては嬉しいスキルです。
能力的には高くありませんが、戦略的に重要な意味を持つユニットです。
・スタール
力と技が低めですが、命中の低さはホークアイのスキルで補えます。
魔防が髙いため、ルディより魔術師相手に有利に戦えます。
・ギルデン
高い守備と威圧スキルにより、一人でも敵をある程度食い止められるキャラです(士気システムにより、食い止める場面は少ないですが)。
移動力の低さが難点ですが、メタルアーマーのスキルにより、突撃のデメリットがほぼ存在しないのが便利です。
斧と槍を扱える貴重なユニットですが、成長率はやや低い印象です。
・トルカ
ホレイと比べて、技と速さが売りの斧戦士です。
力は低めですが、斧の攻撃力自体が高く、ハンマーの特攻を使う機会が多いので、それほど問題にはなりません。
HPや守備が低めなので、ホレイと比べるとやや脆い印象です。
・ロビン
バスターブレードの確定必殺は強力です。
キャラの強さが、持たせる剣の強さに依存するタイプだという印象です。
今回のプレイでの出番は少なめでした。
・ハダン
ギルデンほどの守備力もなく、武器も槍だけなので、少し中途半端な印象があるキャラでした。
移動力もあって武器が2種使えるロニアスと比べると、どうしても見劣りしてしまいました。
真面目なキャライメージとギャップがある立ち絵が好きです。
・ルディ
戦闘能力が高い頼れる弓兵です。
援護射撃は、使い方によっては非常に強力なスキルとなり得ます。
狙撃を覚えると、さらに攻撃面での性能が増します。
・リーズ
飛行できる魔術師という独特な存在です。
機動力がある魔術師と考えれば良いのですが、弓兵が弱点になるので、少しマイナスです。
専用武器のスノーレーザーは射程が3で使いやすいです。
・ドルダム
マップ12での印象ですが、ダークマージながら命中と攻速も確保されている能力値で使いやすいです。
闇魔法の威力は高めですし、物理守備も人並みにあるので、印象よりは頑丈です。
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