TwitterスペースとYouTube Liveをそれぞれやってみた感想

生活
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はじめに

先日、Twitterスペースで自らホストとなって喋ってみるということを行いました。
さらに、YouTube Liveで生配信をしながら話すということも数回やってみました。

どちらも自分にとっては勇気がいることで大変緊張しましたが、貴重な経験になったと思います。
今回はこれらの体験で得られたことや、今後の使い方について書いていこうと思います。

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きっかけ

これらの「自分で話す」ということをやってみようと思ったきっかけは、知っている方のTwitterスペースに参加したことがきっかけです。
自身の好きな話題について、仲の良い人同士で話しているのを聞くのはとても楽しそうだと感じ、自分もやってみたいと思うようになりました。

Twitterスペースの参加自体は非常に簡単です。
知っている人がスペースを開いているときは、Twitterの画面下に分かりやすく表示されるので、一度参加したことがあるという人も多いのではないでしょうか。
ラジオを聞くような感じで、気軽に聞くことができます。
自らスペースを開くホスト側も、最低スマホ一つあれば可能だというお手軽さも魅力的だと思います。

もともとYouTube等で配信されている「ゆる言語学ラジオ」というチャンネルが好きで、このようなラジオを自分もやってみたいなという気持ちがありました。
このチャンネルは、スピーカーのお二人が言語学という馴染みが薄い分野について、脇道に逸れながらも楽しそうに話しているのが特徴的でした。
ニッチなジャンルの話題であっても、自分が楽しいと思うことを話すことで、聞く側に何かしら伝わるものがあるのではと思います。

何となくですが、そんなきっかけで配信をやってみようかなと決意しました。

結論

この記事を書いている時点で、Twitterスペース1回、YouTube Liveを複数回配信しました。
結論からすると、僕にとってはYouTube Liveが使いやすいなと感じました。

Twitterスペースの長所・短所

長所

Twitterスペースの最も大きな長所は、その手軽さでしょう。
スマホ一つあれば自由にスペースを作成し、雑談所をつくることができます。
こういった手軽さは強みであると思います。

また相互フォロー関係にある人なら、Twitterアプリを起動させたとき、スペースが開かれていることがすぐに伝わります。
こういった点も人を集めるためには役立つ機能と言えます。

次の長所は、対話がしやすいということです。
ホストが参加者にスピーカーの権限を与えることで、一方的な演説ではなくリアルタイムの対話が可能となります。
参加者がホストにスピーカーのリクエストをすることで、気軽に「自分も喋りたい」と申請することができます。
参加者一覧が把握できるという点も、お互いが安心できる要因の一つだと思います。

短所

短所は、会話でのやり取りが難しいという点です。
テレビ会議をしたことがある人は経験があると思いますが、やりとりに若干ラグがあります。
1対多数のプレゼンのような形式であれば問題は少ないですが、対話メインで進めていくとなると、少し煩わしく感じる部分がありました。
またスピーカーが複数いると、単純に雑音で音声が聞き取りにくいというストレスもあります。

YouTube Liveの長所・短所

長所

YouTube Liveの大きなメリットは、映像を出せるという点です。
何か映さなければいけないわけではないのですが、視聴者と視覚部分を共有できるというのは大きいと思います。

また、Twitterスペースと比較した場合の長所ではありますが、チャットでお互いコミュニケーションが取りやすいことも利点です。
Twitterスペースでも文字で発言できますが、ツイートとなって流れるので、お互い文字の流れが追いにくいです。
YouTube Liveだと、シンプルなチャット形式でログが蓄積されていくので、全員が発言を追いやすいと感じました。

また、終了した配信をアーカイブとして保存することができます。
チャット履歴も残るため、どういった内容だったか後からでも確認できる点が嬉しいです。
後からであれば、YouTubeの標準機能として、自動字幕を標示することが可能なので、音を出せない場所でも動画の内容を確認することができます。
字幕の精度は、完ぺきではないものの、何を言っているかはほぼ把握できる精度だと感じます。

さらに実況配信は、動画そのものを作る手間がかからないのもメリットです。
グダグダしてしまうと、そのまま残ってしまうデメリットはありますが、それも実況の味だと流せるのであれば気にならないかと思います。

短所

短所としては、スピーカーは基本、配信者のみとなる点です。
リアルで配信者の近くにいない限り、別の端末から割り込んで発言するということはできません(たぶん)。
ただし、視聴者は文字による発言がしやすいため、僕は大きな短所とは感じていません。

器材や配信の設定などに手間がかかるのはデメリットではあります。
ただし、一度設定してしまえばそれほど手間ではないですし、Twitterスペースよりやれることは多い分、これも大きなデメリットではないと考えます。

また、誰が参加しているか発言がない限り分からないというデメリットはあります。
参加者一覧リストが表示されるわけではないので、誰が聞いているかはわかりません。
視聴者側のプライバシーは守られるので、聞いていることをバレたくない人にとってはメリットかもしれません。

配信の告知に手間がかかるのは少しデメリットだと思います。
Twitterスペースは、フォロー関係にある人が開いていたらすぐわかるようになっています。
しかしYouTube Liveは、配信することを告知しなければ認知されません。
よほどフォロワーが多い人でない限り、ゲリラ的に開始しても参加者は少なくなるかと思います。
事前告知、当日告知、直前告知の最低3回くらいは、配信の告知が必要なのではと感じました。

おわりに

自分でやってみると、とても楽しいなと思いました。
基本、自分が話していて楽しいことを喋るだけなので、何だか自分が主役になったかのように感じてしまうときがあります。
あまり自分を出し過ぎてしまうと、飲み会で延々と話す上司のように自分に酔ってしまうので、そこは自分で律する必要があると感じました。

同じ趣味を持つ人たち同士で、緩やかな双方向のコミュニケーションを取る場として貴重だと思うので、今後も活用していこうと思っています。

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