先日からプレイしているフリーゲーム「死月妖花~四月八日~」の、感想の記事3つ目です。
今回は4つ目のシナリオである「死月編」、5つ目のシナリオである「最後の声編」をクリアしました。
感想や考察について、書いていこうと思います。
かなりネタバレがありますので、プレイする予定がある人は、読まない方が絶対楽しめます。
死月妖花~四月八日~(フリー・長編ホラーノベル)感想・紹介1(全体進行率0%~27%、プレイ時間13時間の時点)
死月編についての感想
今までとは別の時間軸でのストーリー展開で、非常に新鮮な感覚で楽しめました。
新しい登場人物、新しい舞台、新しい事件で、シナリオのボリューム的にもかなりの量でした。
導入の辺りは日常パートが続き、退屈さを感じるくらい平和な進行でした。
しかしこの画像のような不気味な資料が出てくるあたりから、おどろおどろしい雰囲気になってきます。
「呪殺編」よりも、むしろこちらの方が呪殺編と言えるくらい、「呪殺」という言葉が出てきます。
まさに「ひぐらしのなく頃に」のオヤシロ様の呪いのような感じです。
最終的には、謎が解決しているようで解決していない、すっきりしない結末でした。
そのため、次の「最後の声編」で色々と明らかになるのかと思っていたのですが、その予想は大きく裏切られることになりました。
最後の声編についての感想
名探偵五島ちゃんが黒幕と思われる人を詰問して、すべてが明らかになるのかと思いきや・・・
ちくしょう!全然明らかにならないじゃないか!
それどころか、まだ本当の黒幕がいるかのような様子。
それなのに物語の全体進行率は100%になってしまい、もう終わってしまいます。
これは、プレイヤーが自分自身で色々と考察しなければいけないのかなと思っていたところ、衝撃のラストシーンが解禁されます。
それと同時に立木三日の正体も明かされ、物語の世界が大きく広がりました。
立木三日の正体はタイトル画面をよく見れば、死月編終了時点で推理できたかもしれません。
唐突に「真・呪殺編」が発生し、シナリオが膨大に追加されました。
100%になったと思った進行度が100%から44.8%になり、まだゲームの半分も進んでいないことが判明しました。
read meにプレイ時間80時間~150時間と書いてあったのに、40時間もかからなかったなぁと思っていたら、こういうことかと納得です。
「全体進行率」という数値そのものが、これで終わりと思っていたプレイヤーを驚かせるための装置だったことに気づき、新鮮な感動がありました。
ドラクエ3のラスボスだと思っていたバラモスを倒したら、ギアガの大穴が空いたかのような感じです。
これからいよいよ、核心に迫る解決編が始まるのではと思っているのですが、果たしてどうなることか、ワクワクしています。
明らかになっていない謎について
「最後の声編」の終了後のやり取りで出てきた、立木三日への疑問(上記の画像)が、ほぼプレイヤーの気持ちを代弁しているのではないかと思います。
ドローガなどの薬品や由来などは、レポートリファレンスなどで、徐々に明らかにされてきました。
しかし予知能力とはいったい何なのか、桜の正体とは、アポカリプティック・サウンドは何なのかなど、立木が隠そうとしていた辺りの真相は、まだまだわかりません。
今度こそ、この辺りが明らかになるのではと思いながら読み進めていきます。
もう終わりかと思っていたのにまだまだ続くとわかった際に、嬉しい思いが強かったので、だいぶこの作品の世界にハマってきてしまったようです。
FF6での世界崩壊後のセリスのような状況の五島桃子が、どのような物語を辿るのか、これから読んでいきたいと思います。
次の記事のタイトルは、全体進行率を入れる訳にはいかなくなったので、どうしようかなと考え中です。
死月妖花~四月八日~(フリー・長編ホラーノベル)感想・紹介1(全体進行率0%~27%、プレイ時間13時間の時点)
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