ノタニ村のギルド嬢(フリー・SRPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
この記事は約25分で読めます。

SRPG Studio製の作品「ノタニ村のギルド嬢」をプレイしました。
プレイヤーはギルドの受付嬢となり、依頼に対して適切な冒険者を斡旋して、解決していく作品です。
ステージ攻略はは従来のSRPGと同様ですが、少し変わったゲーム進行とシステムが特徴的な作品です。

難易度「難しい」でのクリア時間は約11時間でした。

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ふりーむ!

ゲーム概要

冒険者ギルドに派遣された新人リアが主人公です。
リア本人は冒険者ではなく、ギルドで働く受付嬢といったところです。
ギルドに舞い込む様々な依頼に対して、冒険者を斡旋して解決させていきます。

難易度は「優しい」と「難しい」の2種類が用意されています。
味方がやられてしまったあと、ロストするかどうかの違いだけなので、好みで選んでしまって良いと思います。
敵の強さが変わるわけではないので、どちらを選んでも本作のゲームバランスは味わえると思います。
毎ターン開始時にセーブできるのはどちらも同じで、乱数はロードごとにリセットされます。

大まかな流れとしては、以下の流れでゲームが進行していきます。
・依頼を受けて資金を受け取る
・資金を使って冒険者を雇う
・マップ攻略に移る
これらの点について、詳しく解説していこうと思います。

依頼を受けて資金を受け取る

章と章の間に挟まれるこのマップが、拠点画面と同じような役割を持つことになります。
依頼については、左上の3つの本棚から、受ける依頼を選ぶことができます。
受諾しない依頼が消滅することはありませんので、難しそうな依頼は後回しにすると良いでしょう。
依頼を受けた後にセーブしてしまうと、クリア不能になってしまう恐れがあるので注意しましょう。
一定のタイミングで、強制的に出撃させられるマップも出現します。

このマップ画面で他に出来ることとしては、アイテムの整理や、鍛冶屋・酒場への投資といったものがあります。
鍛冶屋への投資すると、冒険者の装備グレードの上昇につながります。
酒場への投資は、ギルドにやって来る冒険者の種類が増えます。
どちらも少なくないお金が必要ですが、戦力増強に直結することなので、積極的に投資しておきたいところです。

資金を使って冒険者を雇う

依頼を受諾すると、予算としていくらかのお金を貰えます。
そのお金をもとに、冒険者の雇用を行なっていきます。
冒険者を雇う費用は、基本的に各ユニットの固有係数とレベルによって変わります。
一般的には、弱いユニットほど安く雇え、高いユニットほど高額です。
ここで雇う金額を節約できればお金を貯めていけますが、その分、マップ攻略の難易度が高まるとも言えます。
この辺りの見極めが難しいところですが、プレイヤーが自分でマップ攻略の難易度を調整できるという解釈もできるでしょう。

冒険者へ支払うお金は、全くの捨て金になるわけではありません。
鍛冶屋の武器のグレードが上がっているなら、冒険者は各々、自分でグレードの高い装備に買い替えを行います。
本作では、冒険者自身の持ち物についてはこちらで管理できないため、間接的な管理が重要になってきます。

マップ攻略に移る

マップでは、通常のSRPGと同様に、自分で操作して攻略していきます。
各マップでは特殊なルールやイベントも多く設定されているので、見逃さないようにしましょう。

正直なところ、実際のマップを見てみないと、どういった冒険者が必要になるか分からない場合が多いです。
少し手間ですが、雇用する前に一度マップの下見をしてから冒険者を雇用するのが良いと思います。

2022年1月追記:『依頼受諾後に事前に、全MAPの地形確認及び情報収集が可能になりました。敵の配置も援軍以外は確認出来ますが、援軍やスタート後に出現する敵ユニットのステータスの確認は出来ませんので、ご注意下さい。』(「ふりーむ」の更新情報より)

感想(ネタバレ無し)

SRPG Studio製のゲームとして、少し新しい方向性の作品だったので、新鮮に楽しむことができました。
難易度としてはやや高めで、それなりにSRPGの経験が必要だと感じられました。

多くの仲間たちが、自軍という扱いではなく、雇い雇われるという関係性での距離感が個人的には良かったと思います。
こちらが雇用金を支払い、そのお金で冒険者が自分でアイテムを買い揃えるので、自分の意思を持っている感じが良かったです。

投資によって、施設のレベルが上がっていくという点は、シミュレーション的な面白さがあり、楽しいなと感じました。
冒険者をたくさん雇って楽に攻略したいものの、投資のためのお金も確保したい・・・というジレンマに頭を悩ませました。
武器屋のランクが上がっても、冒険者のお財布状況によっては、すぐに武器を更新するわけではないので、直接操作するわけではないもどかしさが良かったです。

素材はすべてランタイムの画像で目新しさはありません。
しかしその分、一人一人のキャラクターに背景が感じられ、作り込みが感じられました。
ちらりとしか出てこない「十二神将」など、世界の広がりが感じさせられ、面白かったです。
本作ではギルド嬢のリアが主人公ということもあり、依頼のストーリーに入り込み過ぎず、立ち位置がブレないのが良かったと思います。

少し気になる点としては、やや誤字が見受けられる点と、マップ下見が必要になるという点でしょう。
特に依頼を受けた後のマップ下見については、下見するメリットが大きいため、手間であってもやらざるを得ないようになっていると感じました。
依頼受諾後にヒントやアドバイスが出るものの、やはりマップを一目見たい気持ちは強いかなと思います。

2021年7月追記:最新版のver1.10では、出撃前にマップ情報を見るなどの準備が可能となっています。

総合的には、色々な可能性を感じる作品で、楽しむことができました。
今後、システムがより進化した続編等が公開されたら、ぜひプレイしたいなと思います。

攻略メモ(ネタバレ有り)

難易度は「難しい」を選び、プレイした記録です。
正直なところ、負傷したらロストと言うのは結構厳しかったので、カジュアルな「優しい」側を選べば良かったかなと思っています。
(記事はver1.00をプレイしたときのものです)

ver1.02以降では、ユニットとマップ攻略の情報が書かれたテキストファイルが同梱されています。
困った場合は、ぜひそちらも読んでみてください。

第1章 ギルド内

各章をクリアすると、このマップに戻ってきます。
本作では冒険者の持ち物は基本的にさわれないので、アイテム整理の手間はあまりかかりません。
ただし手持ちのポーションやドワーフの石を使用させると、そのユニットは持っているお金を使って、アイテムを補充してしまいます。
装備更新をスムーズに行うためには、あまりお金を使用させないようにすると良いでしょう。

鍛冶屋は、各ユニットの装備更新に時間が掛かるため、早いタイミングで行っていきたいところです。
6000Gで鋼、12000Gで銀、18000Gでミスリル(白銀)装備が揃うようになります。

第2章 ゴブリン退治

回復役は揃っているので、1体ずつ相手確実に相手をしていくだけでOKです。
支援効果を活用し、なるべくコンツに経験値が入るように戦うと良いでしょう。

第3章 祭りの準備

少し広めのマップです。
ボアは不規則に移動しますが、攻撃範囲内に自軍がいると、接近して攻撃してきます。
あまり同時に相手をしないように一度って、リュウドの狩猟弓で削ってから囲んで攻撃していきましょう。
時間制限は特にないので、じっくり進めていけば問題ありません。

第4章 スケルトン退治

プリマは孤立していますが、ポーションを2つ持っている上にそこそこ強いので、救出に慌てる必要はありません。
スケルトンに対しては、槍や弓などの刺突系武器は効果が低めなので、剣や斧で攻撃できるユニットを雇いましょう。

ゾンビに対しては、刺突系も通常通りに効きます。
増援は継続的に湧くので、ある程度のユニット数は揃えておいた方が良いと思います。

第5章 ゴブリンの巣

敵の数が非常に多いため、こちらもある程度の数を用意しておきましょう。
基本的には、狭くなっている場所を利用して、一度に多くの敵に攻撃されないようにします。
武器が性能の良いものだと、攻撃してきた敵を次々と倒してしまうやっつけ負けになりやすいので、壁役にするユニットに注意しましょう。

ボスゴブリンを倒すと、最後の区画のゴブリンたちが脱出しようとしますが、ゴブリンスレイヤーが友軍として現れ、逃げ道を塞ぎます。

第6章 新人は採集

出現する敵は強くないので、レベルの低いユニットを雇って育成中心で出撃すると良いでしょう。
ただし、ボアは多少手強いので、保険に強めのユニットを雇っておくと安心かもしれません。
もっとも、クリアするだけなら薬草の採取だけすればよいので、詰む心配はないでしょう。

第7章 村の祭り

強制依頼の一つで、全員で協力して村人を守るマップです。
村人が右下の建物に逃げ込むと、一人につき500G入手できます。
ただし、守ることが難しい場合は、見捨てることも必要かもしれません。

左側からやって来る敵の主力は、アコール、ジメハら主力に対応させましょう。
ターン経過により、マップ左下の林から伏兵が出現するため、そちらに対応する味方が必要です。
敵4ターン目には、右上の林から6体出現します。

敵6ターン目には、右側の門から敵増援が現れます。
この際、鍛冶屋の援軍の申し出を受けると、NPC2人が門付近で敵を食い止めてくれます。
戦力が不足しているなら、援軍を申し出を受諾しましょう。

第8章 商人の護衛

難易度が高いと感じるマップです。
お金を惜しまずに、高レベルのユニットを多めに雇っておく必要があります。
最初は左方向から、護衛対象を追うように敵が出現しますが、途中で一度、右方向から出現します。
右方向からの増援に対応できるように、ある程度の戦力を進行方向に用意しておきましょう。
最終的には、左方向から謎の騎士を含む強敵が出てきます。
ゲストユニットのマルコ達と協力して、無理に倒そうとせずに、護衛対象が脱出するまで引き気味に迎え撃つと良いでしょう。

第9章 倉庫の警備

シーフのシンシアが雇えるようになるマップです。
簡単そうに見えますが、盗賊の攻撃がそれなりに苛烈なので、油断は禁物です。
早めに宝箱を回収しつつ、盗賊に敢えて扉と宝箱を開けさせて、出口を通せんぼすると戦いやすいでしょう。
最後の方に出てくるアサシンダガー持ちの盗賊のクリティカルには注意しましょう。

第10章 セント教会の地下

一見敵の数が多いですが、1マス幅の階段などを使って迎撃すれば、問題ないでしょう。
スケルトンに槍や弓に効果は薄いですが、飛行ユニットには有効なので、雇うのを避ける必要はありません。

扉の向こうに居るリビングアーマーは攻撃力が高く、かなり強敵です。
プリマ以外にも魔法が使えるユニットと、それなりに敏捷が高い前衛ユニットを雇っておくと良いでしょう。

魔法陣に近づくと、上級悪魔1体とと下級悪魔4体が現れます。
間接攻撃もしてくる強敵なので、狭い通路で迎撃するようにしましょう。

宝箱の中身は1000Gが二つ・ハイポーション・技の源で、リビングアーマーの部屋にはHPの源・速さの源が入っています。

第11章 野党殲滅戦

強制依頼の一つです。
最初の暗闇に近づくと毒の噴射の罠が発動し、以後スイッチを押すまで行動したユニットが毒状態となります。
行動しなければ毒にならないので、一部の強いユニットのみでスイッチを押しに行けば、毒になるのを防ぐことができます。

第2の暗闇に近づくと、遠くに長距離射程のアーチが配置されています。
それと同時に、別の壁が開いて敵が向かってくるようになります。
暗闇が晴れたら、とりあえずアーチからは離れて迎撃すると良いでしょう。

アーチを撃破すると、ボスたちが動き出すと同時に、マルコ傭兵団の友軍が現れます。
宝箱を狙う場合は注意しましょう。

宝箱は1000Gが4つと、ハイポーション、HPの源です。

第12章 商隊の遺失物

遺失物を見つけるだけなら、割と楽にクリアできます。
余裕があるのなら、盗賊を迎撃しつつ、なるべくボア狩りをしてみましょう。

第13章 冒険者を救え!

陽動チーム、救出チームに分けて侵攻していくマップです。
陽動チームが相手にする敵は少なく弱めなので、こちらは弱いメンバーにしておきましょう。
北の救出チームは、ミノタウロスやゴブリンキングと戦闘することになるため、慎重に選びましょう。

両部隊とも、敵に気付かれるギリギリまで近づき、一気に攻めていきましょう。
ミノタウロスは強敵なので、魔法攻撃やゴブレの炸裂弾などで削り、あらゆる手段を使って戦いましょう。
ミノタウロスが倒されると、ゴブリンキングが逃げ出す準備を始めます。
船に乗らせないように早めの進行を心掛けましょう。

牢屋の右の宝箱は、2000G・魔力の源で、北のスイッチしたの宝箱が、守備力の加護(守備の成長率アップ)です。

第14章 教会の奥にあるもの

背後から強敵のロボアーマーが2体追いかけてくるため、どんどん前進して逃げていかなければならないマップです。
幸い、そのほかの敵はあまり強くありません。
敵の飛行ユニットがそこそこいるので、弓兵が数人いると楽でしょう。

脇道の宝箱を回収していると、回収役のがどうしてもロボアーマーに攻撃されてしまうシーンがあるので、必ず囮をあらかじめ用意しておきましょう。
中央の広い部屋の柱を利用すれば、攻撃されることはあっても、逃げ切ることは簡単だと思われます。

宝箱は、5000Gと速さの源です。

第15章 魔族の進撃

4つある台座に待機することで、長距離射程の武器が使えるようになります。
それらの装備を最大限に生かすため、弓ユニットと魔法攻撃ユニットをそれぞれ二人ずつは出撃させておきたいところです。

中央の地上部隊には味方は配置せず、左右の城壁の守りを固めましょう。
右は途中でマルコ傭兵団が上がってきてくれるので、多少手薄でも構いません。
左はボスであるテルマも飛来してくるため、強いユニットを多めに配置しておきましょう。
テルマは強敵なので、遠距離攻撃や反撃を受けない攻撃でHPを削りつつ、ゴブレの炸裂弾を使うと安全に倒せるでしょう。

敵4ターン目になると、中央の部隊が総突撃してきます。
城壁にいる前衛ユニットは、中央へ集中させましょう。
もっとも、何だかんだで中央の部隊は粘ってくれるので、自軍ユニットは向かわせなくても、クリアとなる10ターン目までは持ちこたえられると思います。

第16章 近隣の村を守れ

クシュウは強いのでそう簡単にはやられませんが、ボンボあたりを先行して向かわせて、森の出口付近を塞ぐようにしましょう。
クシュウに話しかけると、操作ユニットに切り替わるので、地形効果が得られる位置取りで迎撃すると良いでしょう。
手が空いたその他のメンバーは、狩猟でお金稼ぎをすると効率が良いです。

第17章 砂漠の調査

水を切らさないようにしながら進んでいくマップです。
一定のエリアに侵入すると、敵増援が出現するため、単独で先行しないように進んでいきましょう。

キマイラはトーハで戦えば、魔術封印で無力化できるので、非常に楽に戦えます。
ただし、トーハは移動力が低い上に、ターン開始時にランダムで行動不能になるので、水不足になりやすいです。
回復役を随行させれば、水なしでも回復しながら無理やり歩かせることは可能です。

神殿の守護者付近に近づくと、近くにスケルトンが出現します。
出現させたら、一度オアシスまで引いて戦うと良いでしょう。

第18章 反乱軍の説得

友軍が突撃してくれるので、自軍はそこそこ楽を出来るマップです。
ただし敵5ターン目に、自軍初期位置やや上に敵増援が出現するので、完全に傍観させてはくれません。
この敵増援はあまり強くないので、倒してから前進していきましょう。
この増援さえ倒せば、後はすべて友軍任せでもクリアできてしまいます。

シューターが配置されていますが、友軍が狙われる可能性が髙いので、攻撃範囲に先に入っても、それほど恐れる必要はないと思います。
ある程度奥に進むと、ボスの両脇の部屋に増援が出現します。
経験値を稼ぎたい場合は、自軍が前進して倒しましょう。

宝箱は1500G×2と、力の源です。

第19章 農場の危機

強制依頼マップであり、難易度の高いマップです。
あちこちで現れる増援は良いとして、マップ上にいるゴブリンの能力を上げるトークンを効率よく破壊していかなくてはなりません。
トークンが多く残ると、ゴブリンの能力が底上げされ、大変な苦戦を強いられます。
とにかくトークンの破壊を最優先し、マップ上に溜めないようにしましょう。
どこに増援が現れるかを知った上で、効率よく部隊を向かわせないと、クリアは難しいでしょう。
以下に敵増援の一覧を記します。

敵3ターン目には、マップ左下にゴブリンとトークンが出現します。
敵4ターン目には、マップ左上にボアが4体出現します。
敵6ターン目には、マップ右上にゴブリンとトークンが出現します。
敵7ターン目には、初期位置右の崖の上にボアが3体出現します。
敵9ターン目には、マップ左上にゴブリンキング、ミノタウロス、トークンが出現します。
敵10ターン目には、マップ左中央付近にボアが4体出現します。
敵12ターン目には、マップ左上にゴブリンとトークンが出現します。
敵14ターン目には、マップ右下の崖上にゴブリンとトークンが出現します。
敵16ターン目には、マップ上の左右に、ゴブリンとトークンが出現し、その後すべての敵が前進してきます。

ミノタウロスは攻撃力が高いものの、トークンの影響を受けないので、それほど恐れることはありません。
ただしゴブリンキングはかなりの強敵なので、味方の主力を向かわせないと大変です。
味方を大まかに左上の対ボスグループ、左下のグループ、右上のグループ、右下のグループの4つ分けて対応すると良いでしょう。
右下の部隊は初期位置から近く、崖さえ塞げば大したことは無いので、メイシンやトーハが適任です。
右上は森の中が主戦場なので、クシュウを含む数人で向かわせると良いでしょう。
左上は敵ボスがいるために一番戦力が必要なので、主力部隊を向かわせましょう。
左下は、ゴブリンヤボアを倒した後、左上のボス部隊と合流させると良い流れです。

第20章 山賊討伐

まず最初の崖に陣取るロングボウ持ちのアーチャーは、崖の端までおびき寄せて、間接攻撃で倒してしまいましょう。
トーハがいるなら、射程2~3のアイスランスで直接攻撃することが可能です。

最初の崖を抜けた先の森の一団と交戦すると、背後に敵増援が現れます。
しんがりを1人置いて対応しましょう。
森での戦闘はクシュウが非常に頼れるので、彼に対応させるのが楽です。

森の下の崖に陣取るロングボウの弓隊にはボスのオルガが混じっており、崖の下から戦うのは大変です。
下におびき寄せてから囲んで倒せば、安全に倒せます。
その際、川の向こうの敵の攻撃範囲に入ると、川の向こうから一斉にこちらに攻めてくるので注意しましょう。

20ターン、25ターンを過ぎるごとに、南方面にシューターが配置され、攻略しにくくなります。
とはいえ、急いで進軍する方が危険が大きいので、じっくり進むのが良いと思います。
シューターの東に陣取るコウゲンたちガーディアンは、攻撃範囲に入っても移動してきません。
崩し方が難しいですが、離れた位置から魔法攻撃などで攻撃し、壁を崩していきましょう。

コウゲンたちを倒したら、クシュウでシューターを排除しに向かいましょう。
森の中でも素早く移動できますし、回避率が非常に高いです。

シューター撃破後は、ガレリアの一団との戦いです。
この一団と交戦すると、後方の村の廃墟から敵増援が現れるので注意しましょう。
上手く森の地形効果を活用して、突出し過ぎないように気を付けて戦うのが重要です。

第21章 砂漠の宮殿

魔法陣から延々と増援が湧くため、まずは魔法陣を破壊して回るのが目標となります。
中央上の魔法陣は二つで増援も多いため、向かわせるユニット数を多めにしましょう。
その他の魔法陣も最低二人以上はユニットを向かわせないと、魔法陣の上の敵を排除後、その上に乗って破壊させる手が足りません。
リッチのシャドーは、倒すとランダムな場所にワープします。
下手に移動させたくない場合は、倒さずにその場に留めるのも一つの手です。

ボスのリッチは、背後の宝玉を壊すとダメージ半減スキルが消滅し、パラメータが低下します。

宝箱は2000G×2、幸運の源、HPの加護が入っています。
左上の銅像を調べると、炎の剣が入手できます。
ただし剣を扱える一部のユニットしか入手できません。

第22章 反乱軍の潜伏先

味方を5部隊に分けて配置するマップです。
各部隊に主力を1人配置すれば、それで事足りる程度のマップです。
ただし、右上のセルリムについては、眠り状態にする魔法攻撃扱いの竪琴で攻撃してくるので、注意が必要です。
眠らされ続けると、ずっと攻勢に出られない可能性があるため、主力は2人以上配置したいところです。

各ボスを倒すと扉が開いて中央の通路と繋がります。
タイミングによっては、中央通路を南下する敵部隊が、小部屋内になだれ込んでくる場合もあるので注意しましょう。

第23章 魔軍への足掛かり

アルバ将軍のお金を使って全ユニットを雇うことができるので、遠慮せずにガッツリ全員雇いましょう。
全員雇っても、難易度が高めのマップだと思います。

基本的には、アルバ将軍を右上のミルコリッチのところへ無駄なく向かわせられれば、問題なく勝てるでしょう。
ただし、各地で増援が湧き出てくるため、防ぎに行くか無視するか悩ましいところです。

初期位置すぐ上のテルマ隊は飛行ユニットの増援なので、なるべく排除しておきたいところです。
しばらくすると左上からはスケルトンが出現するようになり、洞窟からはデビルが湧いてきます。
右の町からはソルジャー、右上の闘技場からは名前有りの固有キャラが現れるようになります。

20ターンという制限もあるため、ある程度は無視して進軍に集中することが必要でしょう。
闘技場で最終的に出現するキングはかなりの強敵で、高い幸運による「生き残り」スキル発動でなかなかとどめをさせません。
注意しましょう。

第24章 山賊の本拠地

敵の配置が嫌らしいマップです。
マルコ傭兵団が全滅するとゲームオーバーとなるので、彼らが全滅しないように意識する必要があります。
初期位置から右に行く通路は、味方2ターン目に爆発により分断されます。
回復役や主力を数人送り込ませましょう。

初期位置から南には、ロングボウ部隊が陣取る通路があります。
敵アーマーに通路を通せんぼされたくないので、通路は一気に通過するようにしましょう。

第25章 竜の巣

このマップでは、味方が倒されてしまっても死亡することはありません。
味方の数が残り一人になるとクリアになるので、クリアするだけなら楽なマップです。
最初から一人しか雇わなければマップ開始と同時にクリアになるので、お金を節約したい場合は活用しましょう。

第26章 後ろ楯

2ターン目に、いきなり初期位置付近に伏兵が4体現れます。
注意しましょう。

その後、友軍が内部になだれ込みますが、自軍は乱戦を避け、入口のところで迎撃するのが安全だと思われます。
敵のHPを5以下にすると捕縛できてお金が貰えますが、無理に狙うほどではないでしょう。
名前有りの強敵が多いので、苦戦は避けられません。

アーキスは一回撃破した後、HP全快とパラメータアップして復活します。
復活後のアーキスはかなり強いです。
ゴブレの「斬撃のスクロール」や「炸裂弾」などの固定ダメージアイテムを使用することで、有効打を与えられます。

第27章 猛獣使い

ボアや農作物など、守るものが多いマップです。
完全に守り切るのは困難なので、とにかく大勢のユニットを雇い、各方面に散りばめて戦うことが必要となるでしょう。
武器の耐久や回復手段には注意しましょう。

個別の敵の強さはさほどではありませんので、ダインが強化した魔獣だけ注意して対応しましょう。

第28章 黒幕

広めのマップで、難易度は高いです。
6か所の魔法陣に居るエンジェルは、シャリフトで混乱状態にさせてくるのが非常に厄介です。
同時に、攻撃力を下げて防御力を上げる効果もあるため、脅威度は減りますが、行動不能になることに変わりはありません。
それほど強敵ではないので、シャリフトの射程外に待機して、一気に前進しましょう。
エンジェルの前に陣取る神殿の守護者とセットで倒せるユニットを計算して配置し、手が回らないエイラは後回しにしましょう。

エンジェル6体を撃破すると、トルネへの道が開くと同時に、マスターデビルが出現します。
トルネはターンが経過するごとに強化されてしまうため、あまりのんびりしていると倒せなくなってしまいます。
パープテルンが倒されてしまうとゲームオーバーになってしまうので、マスターデビルの相手をさせて、足並みを整えましょう。

トルネは、射程30のゴットスタブで味方をひたすら弱体化させてくるため、多数で攻めるようにしましょう。

第29章 試練の神殿

ターン開始時にアイテムの使用が制限されるため、最初は杖や回復アイテムを使うことができません。
物理攻撃不可、魔法攻撃不可、杖使用不可などの特殊な状態が、ターンの経過とともに切り替わっていきます。
物理攻撃不可にされると攻撃手段が一気に減って大変なので、魔法攻撃が可能なユニットも複数準備しておきましょう。

タイタンはダメージ半減のスキルを持っており、毎ターン一定量のHPが回復します。
まずは周りのお供の敵を排除して、集中攻撃を仕掛けましょう。
トーハが攻撃し続けてタイタンの魔法を封印すれば無力化することができるので、囲んで削っていきましょう。

第30章 EXマップ

本作の集大成となる、おまけのチャレンジマップです。
広大なマップに加え、状況が刻々と変化していき、ダイナミックな展開が楽しめます。
明確なストーリー性が控えめな本作ではありますが、本ステージでは色々なドラマが感じられます

友軍が多いので、どの友軍を援護してどの友軍を見捨てるか、色々な判断が求められると思います。
勝利条件は敵将シュナークの撃破ですが、そこに至るまでが大変なマップです。

自分は未クリアです。

ユニット使用感

各ユニットの使用感について、感想を書いていきます。
加入時期によって活躍の機会が多く変わると思うので、酒場への投資は早めにするのが良いと思います。

名前が特徴的なユニットは、何かしら由来があると思われるので、個人的に考えてみました。
また、加入漏れしているユニットがいるのかもしれませんので、ご了承ください。

・コンツ

最初期から雇用できるユニットです。
大器晩成型で、じわじわと順当に強くなっていきます。
強敵のボス相手には少し力不足ですが、堅実な働きをしてくれる印象でした。
雇用費がそれほど高くないので、オサナとセットでついつい雇う機会が多くなりました。

・ジメハ

名前の由来は、初めて仲間に出来るユニットということでしょうか。
お助けユニットかと思いきや、しっかり成長するため最後まで役立ちます。
専用の武器である「ジメハの剣」は、鍛冶屋のランクアップで強化されていきます。
雇用費はやや高めですが、それに見合った活躍をしてくれた印象です。

・オサナ

幼馴染だからオサナという名前だと思われます。
雇用費が安く、最初期から雇用しやすいユニットです。
とりあえず回復役が欲しい際に雇うことが多かったです。

・モーブ

あまり特徴が無い「モブキャラ」から「モーブ」となったのでしょうか。
序盤から雇用できるものの、僕のプレイ時には能力が思ったより伸びず、使いにくいユニットとなりました。
速さが低く、重さが高めの槍だと、追撃できないことが多く苦戦しました。
そのほかの能力値は悪くないので、その点を上手くドーピングできれば良かったのかもしれません。

・ラスティ

弓兵としては及第点の能力値です。
ただ、力がやや低いため、他の弓兵と比べると見劣りする部分があります。
必中や生き残りスキルを持っている点に価値を見出せれば、運用の価値はあるでしょう。

・ボンボ

金持ちのボンボンというのが名前の由来でしょう。
装備により攻撃力と守備力は高めですが、技や速さが低いため、確実性に欠けるユニットです。
騎馬ユニットで機動力はあるので、移動が多いマップなどで活躍できるかもしれません。
キャラクター的には好きな人物です。

・リュウド

名前の由来は「狩人」からでしょう。
高い攻撃能力を持つ弓兵で、敵ボス級にも頼れるユニットです。
ロングボウを入手させられれば、同じロングボウ持ちにも撃ち負けない強さを発揮します。
雇用費は高めですが、それに見合った活躍はしてくれるでしょう。

・ノーコ

戦闘に関わる数値の伸びが良く、移動力もある騎馬ユニットです。
雇用費が安めなのも魅力です。
ラスティと比べて、ほとんどの面で上回っているので、雇用する機会が多かったです。

・プリマ

魔法攻撃と回復をどちらでもこなせるユニットです。
ただし雇用費が髙いため、ゲーム中盤以降は雇う機会が少なくなっていきました。
聖職者らしからぬ豪気な言動が特徴的なキャラクターです。

・アコール

名前の由来はアルコールからでしょう。
高いHPと攻撃力が魅力のユニットです。
ただし、速さが低く追撃がしにくいので、雇用費が高い割に攻撃能力はそこまで高くありません。
仕返しスキルのために反撃が強力なので、壁役としての運用がベターでしょう。
やっつけ負けしやすい性能なので、そこには注意が必要です。

・クリス

名前の由来は「薬」からでしょうか。
毒の香りによる、射程3の状態異常は面白いですが使い道が限られます。
雇用費こそ安いですが、活躍させる場面は少ないでしょう。

・マイト

3種類の武器を使い分けるユニットです。
手投げ短剣による間接攻撃が可能で、連続スキルの発動率も高めです。
戦闘力は平均~平均上くらいはあるので、どんなマップでも役に立ちます。
雇用費は高めなのがネックです。

・キャラ

名前の由来は陰キャラからでしょうか。
才能スキルを持っており成長は早いですが、ギルドに登場しないことがしばしばあるので、計画的に成長させにくいユニットです。
章クリア後のデータのロードを繰り返せば出現するので、それほど問題にはならないかもしれません。
僕はあまり成長させられませんでしたが、能力的には問題ない魔法攻撃ユニットだと思います。

・シンシア

名前の由来は、自信がありませんが「アサシン」の並び替え+もじりかもしれません。
雇用費用は安いため、鍵開け要員として活躍できます。
回復アイテムを持っていれば、簡易的な回復要員としても運用が可能です。

・アババ

名前の由来はババアからでしょうか、ストレート過ぎて酷い気がしますが・・・
タフな回復役として、前線に安心して出せるユニットです。
オサナだけでは足りない時に、とりあえず二人目の回復役として出撃させられます。
守備力が高めで、毎ターン回復するスキルを持っているため、壁役としても使えます。

・ゴブレ

あの話題作「ゴブリンスレイヤー」をモデルとしたキャラクターでしょう。
能力は平均的ですが、装備品の補正でそこそこ固めです。
敵に命中100%で固定ダメージを与える「炸裂弾」や「斬撃のスクロール」は、強敵相手に非常に有効です。
強いボスがいる後半のマップでは重宝するでしょう。

・クルコ

モーブよりは速さが高く使いやすいですが、イマイチ使いこなせなかったユニットです。
雇用費は低く抑えられていますが、イマイチ活躍できませんでした。

・ターショ

名前は「ショタ」からきているのでしょう。
登場時期にしてはレベルが低いこともあり、育てることが難しかったです。

・トーハ

名前の由来は北斗の拳の太っている敵キャラ「ハート」様からでしょうか。
トーハも食いしん坊キャラなので、ターン開始時に疲れて行動不能になることがあります。

移動力が4しかなく、広いマップでは移動に時間が掛かります。
しかし、攻撃を当てることで100%発動する「魔術封印」の効果は絶大で、魔法攻撃をする敵に対しては、無類の強さを誇ります。
アイスランスによって射程3の攻撃ができるのも大きな魅力です。

雇用費が高めで、攻撃力自体が高いわけではありませんが、かなり有用なユニットと言えるでしょう。

・クシュウ

名前の由来は「復讐」から来ていると思われます。
雇用費は高めですが、戦闘能力が高く、戦闘要員として頼りになります。
特に森などの地形効果がある中では能力が上昇するため、適したマップでは無類の強さを発揮します。
高い回避率と必殺率を生かして、敵をどんどん
力が高いわけではないので、守備力が高い敵に対してはあまり力を発揮できません。

・メイシン

名前の由来は「迷信」からでしょう。
ただし迷信と馬鹿にできないほど、スキルによって攻撃を無効化できる頼れる壁役です。
攻撃役としては少し物足りませんが、反撃で削る壁としては十分力を発揮できるでしょう。

・マテラス

登場時はレベルが低く使い物になりません。
しかし才能のスキルにより、成長スピードが速く、成長率も非常に高いです。
僕のプレイ時には育て切ることはできませんでしたが、間違いなくエース級になるユニットです。
レベルが上がるごとにスキルを習得していき、さらに強くなっていきます。

・サリク

名前の由来は「殺戮」からでしょうか。
回避力が高いので、ソードマスターのような使用感のユニットです。
近くに傷ついた敵がいると、ターン開始時にランダムで自動行動になるデメリットがあります。
味方に対して攻撃してくるわけではないのですが、自由に動いて欲しくないマップでは注意が必要です。

・リボ

名前の由来は、自信がありませんが「暴利」から来ているのかもしれません。
僕のプレイでは登場が遅く、あまり使うことはできませんでした。
貴重な騎馬ユニットの前衛キャラなので、装備が充実していくと、頼れるようになる気がします。

・トラス

とある強制依頼クリア後から雇用可能となるユニットです。
高い技と手数が特徴で、回避率が高い相手にも確実に攻撃することができます。
反面、守備力が高い相手にはダメージが通らないために苦戦します。

・フォンティーヌ

貴重な飛行ユニットで、色々な場面で活躍できそうな気がしますが、僕のプレイでは加入が遅く、あまり使うことはありませんでした。

・ランガ

24章にて、コンツで説得すると雇えるようになります。
加入が早ければ活躍の場があったと思いますが、後半では使う場面に恵まれませんでした。

2021年7月追記
・ミンウ

オサナをロストすると現れる最強の魔道士です。
難易度「難しい」でしかキャラロストは無いので、普通では出現しません。
圧倒的な戦闘力を持ち、雇用費もそれほど高くはありません。
お助けキャラと言えるでしょう。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
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コメント

  1. ソフィア より:

    第15章をクリアまでに12章をこなしていないと、20章?のクエストが続けて表示されてしまうみたいですね
    冒険者を鍛えていかないとボーナスは諦めがちになりやすく、鍛えると費用のやりくりが難しい…… 楽しいですが

    • losspass より:

      情報ありがとうございます。
      お金を費やすのに頭を悩ませるのが楽しいですよね。
      一筋縄ではいかないところがいいバランスだと感じます。

  2. ソフィア より:

    見つけたバグを報告してもらうのは違うよねってことで登録して書き込んできました。 連絡先無いしあっこに書くのは多分しゃーなしセーフ!

    しばらくは修正されて進行できるのを期待して他ゲーを触ろうかと(炎の前で祈りを捧げても進めなくなった)

    • losspass より:

      ふりーむのレビュー欄へのバグ報告お疲れ様です。
      read meにも連絡先は無いようでしたので、多分大丈夫だと思います。
      通常のSRPGに比べて内部的には複雑なシステムだと思うので、不具合が多少出るのは仕方ないかもしれませんね。

      • ソフィア より:

        二周目始めました。 待ちきれなかったのが最大の理由ではありますが、losspass氏はじめレビューしておられた方はバグに遭遇せず進めているわけで、つまりは素直に進行すればクリアできるのでは、と。

        ・なるべく若い数からこなしていく
        ・倒せる相手は全部倒す
        これで14章まで戻ってきました。 謎の騎士もヤトゥもロボアーマーも無事平らげておりますがバグと強敵と次にプレイできる時間が怖い