今回は「マッドプリンセス 華麗なる闘士たち」というソフトについて、紹介しようと思います。
フリーゲームである「マッドプリンセス ディオデラの野望」という育成シミュレーションゲームの次の作品ということになります。
このフリーゲームが非常に楽しくプレイすることが出来たので、今回も絶対面白いと思って購入しました。
マッドプリンセス ~ディオデラの野望~
今回はシェアウェアではありますが、面白い戦闘システムに加え、自由に世界を冒険できる楽しさがあります。
2018年9月時点で、税別1800円という価格でしたが、非常に面白かったです。
値段以上は間違いなく楽しむことが出来た本作の概要や魅力、感想などを書いていきます。
2020年5月時点で税込1980円です。
上の画像リンクから購入すると、私にいくらかの報酬が発生してしまいます。
アフィリエイトが嫌いな方はご注意ください。
ゲーム概要
主人公は、プレイヤーの分身であるため、基本的には喋りません。
性別を選び、最初は奴隷剣闘士としてスタートします。
序盤のイベントをクリアすれば、あとは自由に世界を旅することができます。
当面の目標としては、闘技場で開かれる各種大会で優勝を狙いつつ、冒険や依頼等をこなして成長させていきます。
各地では色々なキャラクターのイベントが待っており、それにより仲間になったりします。
ちょうどコーエーの「ジルオール」に似た雰囲気のゲームです。
ゲームシステム・画面など
マップ移動
マップ移動は、画面のように、拠点と拠点を結ぶ線上を移動していきます。
日数や時間の概念があるため、移動には時間を費やしますし、夜では開いていない施設などもあります。
ただ、夜でも店で買い物できたりするので、あまり不便には感じませんでした。
町の人々
街には数多くのNPCが存在しており、それぞれ会話をしたり贈り物をすることで、好感度が上がっていきます。
好感度が上がれば、イベントが進行したり、仲間になったりするキャラクターもいます。
連れて行けるパートナーは一人だけなので、好みのパートナーを連れて行くといいでしょう。
個別エンディングも数多く存在しています。
依頼関連
酒場に行くと、様々な依頼を請け負うことが出来ます。
物を納める仕事だったり、ダンジョンの調査、魔物の討伐もあります。
ダンジョン探索にもお金が掛かりますし、色々と仕事をこなしつつお金を稼ぎ、成長させていくのが醍醐味です。
訓練
スタート地点である訓練場では、主人公を鍛えることが出来ます。
普通にレベルが上がればHPなどは増えていきますが、訓練場では様々なスキルや能力値を上げることができます。
訓練を行うには、メニューに応じた訓練ポイントが必要になってきます。
訓練ポイントは、ゲーム中、様々なことを達成することで、自然と溜まっていきます。
武器を使い込んだり、闘技場で良い成績を修める、宿屋に泊まるなど、あらゆることが訓練ポイントを得られる行動になっています。
そのためゲーム中、何を行っても無駄な行動があまりないので、色々な行動をして成長していく楽しさを感じられます。
戦闘
戦闘画面は、上記の画像のような画面です。
基本的にはターン製のコマンドバトルですが、CT(チャージタイム)の概念が面白く、爽快感と熱中度が高いです。
例えば、画面の「狙撃」という技は、使用してもターンの消費はありません。
そして、CTが5なので、一度使ったら5ターン経つまでは使うことができません。
しかし、このスキルで敵を倒すとCTが0になるので、トドメを刺す際に使うのが賢い使い方ということになります。
一撃で倒せる敵が大勢現れたときは、連続で一掃できるため、非常に心強い技となります。
ただ、最大で100%しかない「闘魂」を消費するため、永遠に使い続けられるわけではありません。
他に、「防御」で盾の防御力を3ターンだけ上昇させるスキル(CT6)、「兜防御」で兜の防御力を3ターン上昇させるスキル(CT6)があります。
このスキルを同時に使用して3ターン鉄壁を保ち、残りの3ターンを通常で乗り切るのか、3ターンごとに片方ずつ使用して、ずっとそこそこの防御を保つのかなど、色々と戦略を考えるのが楽しいです。
さらに武器も9種類あり、どれも特徴的なスキルを持っているので、様々な戦闘スタイルを楽しめます。
使える使えないの差はありますが、自由な冒険なので、こだわりをもって好きな武器を使い続けるのも良いでしょう。
感想
冒険者の気分で、自由に楽しむことが出来ました。
序盤の装備品やお金が揃わず、少しずつ仕事をして強くしていくあたりはかなり楽しいです。
戦闘も慣れてくると、自分のパターンにハメて倒す快感があります。
ダンジョンでの宝箱やアイテム集めも、ハクスラ的な要素があり、非常にワクワクしました。
宝箱から思いがけず良い装備品が出たときなど、純粋に嬉しい気持ちになります。
ただ、多くのNPCの会話内容がほとんど使い回しなので、少し寂しいなと感じました。
人数が多いので、それは仕方ないかもしれません。
また、闘技場での対戦相手が、自分のレベルアップと共に強くなっていくので、育て方を間違えると全然勝てない悪循環に陥ってしまいます。
数値上は成長しているのですが、闘技場のライバルたちに全然差をつけられないのは厄介でした。
闘技場で楽勝に勝てるシチュエーションを排除したかったのかも、と感じています。
ただし、引継ぎプレイで装備品を引き継げば無双を楽しむことが出来ますし、周回限定の高難易度の隠しダンジョンもあります。
また、狙ったキャラクター攻略を行うことも容易ですので、周回が楽しいと感じました。
前述した「ジルオール」のように、冒険者として世界を回る雰囲気のゲームが好きな人には、ぜひオススメしたいゲームです。
攻略メモ
1周目
イベント関係の攻略はフラグが複雑なため、割愛しようと思います。
1周目で、NPCの好感度を上げるのが手間に感じるのであれば、2周目でイベントコンプリートを目指すほうが楽だと感じました。
好感度を上げるのに役立つのは、太陽の神殿のハチから手に入る「ハチミツ」です。
ゲーム全編で使いやすいと感じた武器は、剣・弓・メイスです。
特にメイスは少数の相手に非常に強く、弓は数が多い雑魚敵に有用です。
剣はそのどちらにでも対応でき、盾もあるため万能に対応できます。
序盤、お金が足りない段階ではありますが、ならず者港町で「パーフェクトキー」の購入を目指しましょう。
97000Gと効果ですが、以後、宝箱を全てノーコストで開けられるので、非常に役立ちます。
また、メルカトリ貿易港で「魔よけの銅鏡」を20000Gで購入しておくと、ワールドマップの移動の際に敵と遭遇しないため、ストレスフリーになります。
1周目、心置きなく主人公やパートナーを強化しても、ラスボスはなかなか手強いです。
しかし、高価ですが回復アイテムを十分に用意すれば楽に倒すことが出来ます。
2周目
2周目は装備を引き継ぐため、戦闘は非常に楽です。
しかし、イベントコンプリートのために素早く移動できる馬を獲得したいため、お金は必要です。
お金稼ぎで非常に楽なのは、「帝国都市カエティナ」から入れる隠しダンジョン「夢幻の訓練宮」です。
敵を徹底的に避け、「なきがら」「アイテム」から、「補強の砥石」(8000G)、「竜姫の涙」(25000G)、などの高額アイテムが入手できます。
進行先に敵がいる場合は、探索終了することで、時間経過無しに入り口に戻ることが出来ます。
これの繰り返しにより、簡単にお金を稼ぐことが出来ます。
さらに竜姫の涙は1個で好感度を1000上げられますし、補強の砥石は500上げられます。
NPCの好感度を上げる手間が一気に減るため、有効活用しましょう。
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