目次
はじめに
ふと気づいたら、本ブログの「ゲーム」カテゴリの記事数が100になりました。
フリーゲームに限らず、シェアウェアやコンシューマ向けの記事もありますが、とりあえず100記事です。
ここで一度、僕がフリーゲームの紹介・感想・攻略記事などを書く際に、意識していることや気を付けていることについて、振り返ってみようと思います。
初期の記事に比べて、だいぶ記事の書き方も変わってきたように感じています。
「感想」と「レビュー」の言葉の使い分け
僕は、あまりレビューという言葉を使わないようにしています。
というのは、「感想」は主観的、「レビュー」は客観的というように、内容や書き方が違ってくるからです。
したがって、ゲーム・漫画・音楽・食べ物など、個人の好みによる主観の占める割合が大きい分野は「感想」記事が馴染むと考えています。
一方、道具や機械など機能的な製品に関しては、機能を客観的に評価しやすい「レビュー」が適していると思います。
ただ、ゲームであっても操作性やインターフェースなど、客観的に評価しやすい部分もあります。
そういった部分は、レビューが可能だと思っています。
さらに言うなら、ただ「面白かった」「つまらなかった」だけでなく、「複数の謎がどんどん解決されて、面白かった」とか「戦闘バランスが厳しすぎて、つまらなかった」のように理由がはっきり言えるのなら、感想が客観視されているので、レビューと言っても良いのではないかと思っています。
しかし、「レビュー」と銘打っておきながらそういった主観を書くと、「それはあなたの感想ですよね」と指摘される可能性があります。
それは面倒くさいので、敢えてレビューという言葉はなるべく使わないようにしています。
僕個人としては、レビューという言葉をそれほど厳密には考えていないのですが、しっかり区別している人たちもいるので、気を付けようと思っています。
(2020年9月追記)
色々な体験や経験を経て、感想とレビューの違いについて、考えを改めました。
感想は「自分の独り言」、レビューは「第三者へ向けて、主観を交えた推薦文」と定義しようと思います。
つまり、どちらも主観のくくりにあるのは同じで、誰に向けた文なのかが違うということです。
フリーゲームの紹介部分を書く際に意識していること
くどくどと前置きが長くなってしまいました。
僕がフリーゲームの紹介や感想を書く際に意識していることを書き連ねていこうと思います。
まず紹介部分についてです。
この部分は、読んだ人がゲームの雰囲気を掴めるように、各画面のスクリーンショットを多めに使うことを意識しています。
ダウンロードサイトにもゲームのスクショはあるのですが、それだけでは物足りないという人を意識しています。
ゲーム画面を見て、何となく好みの雰囲気かどうか分かれば、実際のプレイに繋がるのではと思っています。
また、なるべくクリア時間も記載したいと思っています。
プレイする時間が確保できない人にとっては、どれくらいでクリアできる作品なのかは、大事な情報だと思っています。
クリア予想時間が分かれば、プレイするペースもコントロールできます。
そして、プレイヤーが腰を据えてプレイしたい気分なのか、サクッとプレイしたい気分なのか、ニーズのギャップを少なく出来るのではないかと考えています。
紹介部分の記事については、色々な人にプレイをお勧めする意図で書いているので、基本的には悪いことはあまり書きません。
特徴的だと思った部分や、似てるなと思った作品などを紹介して、プレイ前のプレイヤーに、ゲーム内容をイメージしてもらえるように心掛けています。
フリーゲームの感想部分を書く際に意識していること
次に、感想部分に関してです。
感想は主観がメインですので、あくまで自分が感じたことを一方的に書くという方針です。
ストーリー内容に触れる感想がある場合は「ネタバレあり」と表記し、そうでない場合は特に表記していません。
その作品の魅力を語る上で、ストーリーがどうしても外せない場合は、ネタバレをすることもあります。
しかし基本的には、なるべくネタバレをしない範囲での感想を書くように心掛けています。
フリーゲームが他のゲームと大きく違う点は「無料である」という点です。
プレイするのにお金はかかりませんし、プレイする義務もありません。
プレイヤーが自分の意思でダウンロードして、自分の意思でプレイし続けるものです。
そのため、記事に書いている時点で大体面白いと思った作品ばかりなので、結果的にネガティブな点を書くことは少なくなってきます。
逆に、お金を支払って購入した作品などは、お金を払っているのだからと強気になるせいか、悪い点を書くこともあります。
しかしどちらにせよ、製作者様が「悪かった感想を聞きたい」と明言していない限りは、ネガティブな意見は書かないことが多いです。
ネガティブな感想が多くなってしまう作品は、最初から記事にしない場合が多いです。
攻略を書くときに意識していること
まず、攻略部分を書くかどうかは、ネット上で他に攻略サイトがあるかどうかを一つの基準にしています。
他に詳しい攻略サイトが存在しているのなら、自分ではプレイ記録を書く程度に留めることが多いです。
しかし他にそういったサイトがないのなら、それなりに気合を入れて書こうと思っています。
というのは、攻略サイトがないと、安心してプレイすることができない人もいるだろうと思うからです。
クリアまでどれくらいの時間がかかるのか、今の時点でどのあたりまでゲームが進行しているのか、プレイする上で取りこぼしそうな点はないか、そのあたりが気になる人たちです。
僕自身もそういうプレイヤーだったので、気持ちは分かるつもりです。
プレイする時間が十分に確保できない中では、やり直しプレイは大変ですし、初回のプレイで出来るだけ上手く攻略したいというのは、とても共感できることです。
攻略サイトが一つでも存在していることで、「じゃあ、とりあえずプレイしてみるか。途中で詰まっても攻略サイトがあるし、何とかなりそう」という気持ちになるプレイヤーがいれば、とても嬉しいなと感じます。
攻略記事内容の方針は、「苦労したところは詳しく、それ以外はサラっと」です。
そのため、苦労するポイントが僕とズレているプレイヤーは「ここの攻略記事が欲しいのに、載ってないじゃん」と思うこともあると思います。
その場合は、何とか自力でクリアして、コメントとして記事を補足して頂けると嬉しいです。
終わりに
何年か記事を書いてきましたが、ここまで続けてこられたのは、「自分が書きたいと思ったことを書く」ということを(そこそこ)守ることができたからだと思っています。
また、記事を読んでくださった方々のコメントも、大変励みになっています。
アクセス数などを昔と比較すると、昔よりずっと多くの方々が読んでくださっているのがわかり、とても嬉しく感じます。
ゲームをプレイして記事を書き終えては、面白そうな新作が公開されていき、なかなかプレイが追いつきません。
ゲーマーにとって、これほど嬉しいことはないと思いますので、今後も記事執筆を楽しんでいけたらと思っています。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
コメント