RPGツクールVX製のゲーム「クラスメイズ」をプレイしてクリアしました。
ジャンルは「ホラー風謎解きRPG」と銘打たれています。
周回するたびに新しい発見があり、プレイ意欲を刺激される作品でした。
クリアに要した総プレイ時間は、正確には分かりませんが、12時間ほどだったかと思います。
紹介文には、1周のクリアは2~5時間ほどとありますが、選んだ主人公や生成されたマップ構造によって差があると思います。
目次
ゲーム概要
「クラスメイズ」は、迷宮化した夜の学校を探索していくホラーRPGです。
校内には多くの謎の影や怪異がうろついており、接触すれば戦闘になります。
ゲームを始めると、まずは校名を決めることになります。
ここで決めた名前によって、校内の構造やイベントの配置場所が決まることになります。
同じ名前の校名であれば、構造も同じように生成されます。
運が悪いと、難易度が高い配置となってしまう場合もあります。
しかし、ゲームに慣れるまでは同じ校名でプレイして、マップやイベントの配置を覚えていくのが良いでしょう。
校名を決めたら、次は主人公を選択することになります。
6人の主人公はそれぞれ特徴を持ち、特に序盤の難易度を大きく左右します。
選んだ主人公によって、スタート地点やイベントが変わりますが、最終的にはメインストーリーに合流します。
ただし終盤は選んだ主人公が掘り下げられるので、その主人公を選んだときにしか味わえない展開があります。
序盤の展開や、仲間が揃うまでのプレイ感は「サガ・フロンティア」のようなプレイ感を覚えました。
校内探索中や戦闘中(部屋内を除く)は、時間がどんどん経過していきます。
本作では、一定の期間にしか発生しないイベントがあるため、時間は重要な意味を持っていきます。
しかし、プレイ開始後しばらくは、あまり肩肘を張らずにプレイした方が楽しめると思います。
主人公にもよりますが、序盤は敵とまともに戦うのは大変です。
まずは仲間を集めることに専念し、敵をなるべく避けていくのが賢明でしょう。
マップ上の敵シンボルと接触したり、特定のイベントを発生させると戦闘になります。
戦闘自体は、ターン制のコマンド式バトルです。
特徴的なのは、戦闘での行動順と隊列についてです。
行動順は、隊列のアルファベット「Z」の順で進んでいきます。
すなわち前衛左・中・右、後衛左・中・右という順番です。
ステータス上昇などのバフを使うキャラクターは、一番最初に行動できる左上に配置するなどの工夫が必要です。
隊列は、各ターンの開始時にノーコストで位置を変更させることができます。
基本的に、前衛しか攻撃を受けることがないため、倒されそうな味方は後列に下げるということも必要になってきます。
また、隊列で隣り合っていないと使えない回復スキルなども多いため、位置変更を使いこなすことが、強敵を倒すための重要な手段となるでしょう。
ゲームをプレイしていると、様々な「実績」を入手することができます。
この実績数に応じて、タイトル画面の「エクストラ」から、ヒント部屋に入ることができます。
ゲームオーバーやエンディング到達など、一区切りついたら、この部屋を見てみることで、新たな発見があると思います。
感想(ネタバレ無し)
裏ボス撃破までプレイし、最後まで楽しく遊べた作品でした。
ストーリーやシチュエーションはホラーですが、内容としてはゲーム性に並々ならぬ力を入れたRPGだと感じました。
とにかく仲間の数を揃えたい序盤に、見つけ出せた時の嬉しさは、何度プレイしてもいいなと思います。
学校名を変更するごとに新たなに生成されるので、細かな攻略手順が変わっていくのが面白いです。
自分なりに構築した攻略方針をいかに適用して、臨機応変にさばいていくという楽しみ方もあります。
麻雀のように、手牌は毎回違っても、それなりの方針を持っていれば上手くいくような感覚です。
裏ボス撃破を狙うなら、一つの学校名でやり込んで、効率の良いプレイをする必要があります。
しかし、裏ボスを撃破した後も、本作はさらなる周回プレイをしたくなる魅力があります。
その理由の一つは、仲間による会話差分の豊富さです。
主人公が違うと、それぞれのイベントの会話が異なるのは当然としても、その時点で仲間にいるキャラクターの違いでも、さらに細かく違いがあります。
ローグライク要素のあるゲームは、周回を繰り返すのが前提ですが、新鮮さをも感じさせる本作の作り込みは、改めて凄いなと思います。
仲間同士の掛け合いのテキストは素直に面白いですし、まだ見ていないイベントや実績も、何とか探し出して見たくなってしまいます。
僕は、虎伏でプレイを始めましたが、ランダムで名前を付けてもらった校名がちょうど良い具合で、攻略しやすいものでした。
仲間が死んでしまうイベントなどは運よく遭遇せず、そのまま順調にノーマルエンドまで辿り着くことができました(クリア時間4時間)。
ヒント部屋でのアドバイスも、絶妙で良かったです。
攻略サイトが無くても、何段階かのアドバイスが選べるので、全てを知りたくない人にとっても、プレイヤーにとって、ちょうど良いアドバイスを選んで聞くことができます。
このヒント部屋が無ければ、TRUE ENDを見ることは不可能だったと思います。
音楽やドット絵も、かなりこだわりが感じられて、素敵なものが多かったです。
特にBGMは、本作のために作られているため、作品との一体感あり、耳に残りました。
「この曲、別の作品でも聞いたことあるな」と思うのが全くないので、凄いなと感じます。
クリア後の開発室もボリュームがあり、裏話などをたくさん楽しむことができて、とても満足でした。
ゲーム部分で気になった点があるとすれば、戦闘中のコマンド記憶ができると嬉しかったです。
終盤でレベル上げや材料を集める際には、戦闘中に同じコマンドを選び続けることが多かったため、コンフィグなどで設定できれば、より快適でした。
攻略メモ(ネタバレあり)
ゲーム攻略の流れ
本作は色々な楽しみ方が出来ると思いますが、まずはTRUE ENDを目指すのが、ストーリーを楽しむ上でも良いのではないかと思います。
いきなりTRUEを目指すより、しばらく適当にプレイして、まずはExit no.3を目指せば良いのではないでしょうか。
そしてTRUEを見たあとは、裏ボス撃破を目指し、その後は色々な主人公で実績集めをすると良いと思います。
進行状況に応じて、タイトル画面のエクストラから行けるヒント部屋で、かなり有用な情報が聞けるので、この記事よりもそちらを参考にしながら進めた方が楽しいと思います。
僕の場合は、以下のような流れでプレイしていました。
・普通にプレイしてゲームに慣れる
・Exit no.3を見る
・七不思議へ挑戦し、TRUE END(Exit no.1)を見る
・裏ルートに挑戦する
・実績集めを楽しむ
TRUEENDへのルート条件
TRUEルートに入る条件は、仲間を全員揃え、0時までに職員室の棚を調べることが必要です。
そして、その後の選択肢で、そのまま職員室で待ち続けます(一見、不正解っぽい展開ですが・・・)。
イベント終了後はマスターキーを使って図書室に入り、七不思議イベントを解禁し、七不思議をすべて制覇します。
最後はアイテム画面から七不思議のノートを使用し、最終イベントパートへ望みます。
ラスボス戦をこなした後は、あるキーワードを考えることになり、それが分かれば晴れてTRUE ENDです。
0時までに職員室へ入る
最初の難関は、0時までに職員室へ入ることです。
これを目指して急いでプレイしていれば、とりあえず仲間が死亡こともないでしょう。
攻略パターンは校名によって違いますが、僕がクリアした校名「レッドーヤプカセ」中学校がプレイしやすかったので、これを一例として攻略を紹介していきます。
主人公は虎伏で開始しました。
まず開始地点の美術室で、筆を入手しておきます。
その後、左下の階段を目指す途中に馬型の強敵がいるので、戦闘して大和を仲間にします。
虎伏は攻撃、大和は矢を放ち続ければ倒せるはずです。
2Fに昇ったあとは伊丹を仲間に加えて、ついでにチョークの粉を入手しておきます。
その後、右上の体育館で大蜘蛛を倒し、日比野を仲間にします。
3Fでは、階段すぐにある理科室で高杉を仲間にします。
高杉を仲間にした後はすぐ階段に引き返して4Fに昇り、トイレで影西を仲間にします。
ほぼロス無しで進めば、10時30分くらいにはマスターキーを入手できます。
この校名でなくとも、一度様子見のプレイとして簡単なマップを作っておくと、とても楽にプレイできると思います。
二宮金治郎と会えれば、コンパスを使うのも良いでしょう。
ポイントとなる戦闘は、大蜘蛛戦、理科室での戦い、大和を仲間にするための強敵戦です。
主人公にもよりますが、パーティーメンバーが3人くらい揃えば、大和、高杉、虎伏(or日比野)という順番で戦っていけるはずです。
七不思議
職員室のイベント後、図書室のノートを調べることで、各七不思議と接触できるようになります。
時間は十分あると思いますので、レベル上げも行いつつ進めていきましょう。
二宮金治郎は、屋上の扉から出た先の、段を降りた左側にいます。
「夢幻の試験管」を早めに作成できると、今後の戦闘が飛躍的に役になります。
TRUE ENDルートは、ほとんど裏ボスルートと共通していますので、その他の無限アイテムとお守りの作成も目指していきましょう。
もっとも、裏ボスルートが確定すれば、アイテムを稼ぐことは可能です(後述)。
・数が一段増える階段
一番下から屋上まで階段を昇り、そのまま一番下の階まで引き返すと戦闘に入ります。
直接殴ると反撃してきますが、最接近されるまでに倒さなければなりません。
大和は弓、虎伏と日比野はHPに余裕がある時のみ攻撃していきましょう。
高杉の塩素ガスを使えば、反撃のダメージはやや抑えられるます。
塩素ガスで能力低下→王水で毒→ニトログリセリン連発という流れで攻撃しましょう。
・体育館でボールをつく音
舞台の上のピアノの後ろ、幕の辺りを調べると戦闘になります。
ドリブルガールは、前衛に複数回ランダムの攻撃を放ち、反撃・弓矢・全体攻撃薬品以外の攻撃はすべて回避します。
攻撃の要となるのは日比野のバックロールです。
前衛の一人を影西にして隠れさせて、あと一人が戦闘不能になれば、すべての攻撃が日比野に集中することになります。
そこでバックロールを使えば、反撃で大ダメージを与えることが可能です。
ターンを増すごとにドリブルガールの攻撃は激しくなりますが、その分バックロールでの反撃回数も増えるので、楽に倒すことができます。
倒すと熟練者のバッシュ(回避率上昇+スタミナ回復量2倍)が手に入ります。
・ディスプレイに映る幽霊
4:44にパソコンルームの床の上のPCを調べると戦闘に入ります。
時間的に、七不思議の中では一番後回しにしておきましょう。
シャットダウンまでカウントダウンを行ってくるので、それまでひたすら最大火力で攻撃し続けましょう。
カウント0までにどうしても倒し切れない場合は、影西が隠れることで切り抜けられるようです。
倒すと裏ボスを倒す条件となる「黒い鏡」が手に入ります。
・理科室の動く骨格模型(2021年1月17日 作者様の情報をもとに修正)
図書室で本を読んだ後、最初に入った十字路にいるとのことです。
逃げた方向の反対側に移動するというのを3回繰り返すと、その後、部屋に入っていきます。
入っていった扉の反対側の壁の死角に扉があるので、そちらに入っていくと戦うことができます。
骨格模型は、こちらが攻撃するごとに攻撃回数が上がります。
戦闘開始したら、1~2回だけ攻撃して、虎伏の挑発で攻撃を集中させましょう。
ある程度虎伏の攻撃力が上がったら、全員で一気に攻撃して倒しましょう。
倒すとレイピア(会心率100%)が手に入ります。
・トイレの怪人赤マント
トイレの一番奥の個室を調べると選択肢が出現するので、答えずにずっと待っていると戦闘が始まります。
赤マントは攻撃力が非常に高いので、前衛は1ターンに一人ずつ倒されるくらいの覚悟で戦いましょう。
日比野のバックロールや、影西の隠れるを上手く使えば、被害をある程度抑えることが可能でしょう。
後衛から大和の弓や、高杉のニトログリセリン、図鑑を投げたりして戦いましょう。
・動くベートーベンの目
音楽室の肖像画を調べたあと、ピアノを調べると戦闘になります。
高杉は「待機」を選択し続け、ピアノ演奏を続けないと戦闘が終了してしまいます。
ベートーベンは、最初は実体化しておらず攻撃が通用しないため、しばらくは防御に徹しましょう。
様々な状態異常を使ってきますが、行動パターンはほぼ固定です。
時折順番が違うこともありますが、英雄~運命まではブレないと思います。
前列のアタッカーにお守りを装備しておくと、ダメージを与え続けられるので楽です。
<行動パターン>(2021年1月17日 作者様の情報をもとに修正)
1ターン目 「悲愴」 前列の2人にダメージ
2ターン目 「月光」 前列全員を暗闇
3ターン目 「英雄」 自身の攻撃力上昇
4ターン目 「田園」 前列全員を睡眠
5ターン目 「歓喜」 自身のHPを回復する
6ターン目 「運命」 誰かを戦闘不能にする(おそらく最初は高杉固定)
7ターン目 最初の「悲愴に戻る」or 様子を見ている・伊丹が代わりに演奏し始める・実体化する
すべての七不思議を解決したあと、アイテムで七不思議のノートを使うと、進行することができます。
使用すると、もう校内には戻れないため「夢幻の試験管」と「ミラクル救急箱」「お守り」は何とか作成しておきたいところです。
この先に二宮金治郎像はありますが、同行するパートナーによってユニーク装備品を所持していないため、作成できないアイテムがあるので注意しましょう(矢筒・試験管・救急箱)。
TRUE ENDルート確定後
主人公と、それに対応したもう一人と、二人だけで進んでいくことになります。
虎伏と伊丹、大和と日比野、高杉と影西という組み合わせになります。
それぞれの組み合わせでしか見られない重要なイベントがあるほか、TRUE ENDを見るためのヒントの紙切れなども落ちているため、しっかりチェックしておきましょう。
どの組み合わせでも、最終的にドラゴンと戦うことになり、その戦闘中に6人全員が集合します。
その後、6人の影と戦うことになります。
影はターン経過とともに二人ずつ増えていきます。
増える前に、なるべく数を減らしていけるようにしましょう。
影を一人倒すごとに2人増えていきます。(2021年1月17日 作者様の情報をもとに修正)
虎伏の影は、挑発でダメージを一手に引き受けるため、現れる前になるべく敵の数を減らしておきたいところです。
深く考えなくても、ニトログリセリンを連発して守りを固めていれば、それほど苦労せずに撃破できるはずです。
6人の影を倒すと、先生の影が現れます。
味方全員へのランダムステータス異常、前衛への複数回攻撃(バックロール不能)などで攻撃してきます。
常に防火状態であるため、ニトログリセリンの効果が低いです。
塩素ガスなどで能力を下げつつ、地道に戦っていきましょう。
定期的に自分自身を攻撃してくれるので、その隙に回復などして態勢を整えておきましょう。
ラスボス撃破後は、TRUE ENDを見るための校名探しとなります。
ヒント部屋に有用な情報があるので、確かめましょう。
図書室の「図鑑」を補充できるところで、かなり有力なヒントが得られます。
2人の名前に含まれる言葉、図書室の図鑑、二人だけで進む場面で拾える文字、これらの点から推理すれば、わざわざ3組分クリアしなくても回答できると思います。
裏ルート
裏ルートは、12時までに職員室でマスターキーを入手するTRUE ENDルートから分岐します。
具体的には七不思議解禁後、ディスプレイに映る悪魔を倒して「黒い鏡」を手に入れ、5:00になってから屋上に出ると、裏ボスと戦うことができます。
(2021年1月17日 作者様の情報を追記):ディスプレイに映る悪魔はTRUEルートに入っていなくても戦闘可能とのことなので、TRUEルートに入るのは必須ではないとのことでした。
5:00になった後、敵は強敵のキマイラばかりになります。
かなり強敵ですが、倒すことで全ての材料が手に入るので、まだ揃えていないアイテムがある場合は、稼いで作成しておきましょう。
レベルも全員10まで上げておかないと辛いです。
裏ボス攻略
さて、裏ボスのもも&ヒカリの特徴についてです。
ももは1ターンごとにカバンをぶちまけて、前衛に膨大な多段ヒット攻撃を使ってきます。
その次のは時間停止を使い、味方をしばらく行動不能にしてきます。
ヒカリは常に先制で行動し、ホウキを振り回して単体に大ダメージを与えたり、消火器を使って防火状態にしてきます。
防火状態が解除されている状態では、すかさず消火器を使ってくるため、ニトログリセリンでは大きなダメージを与える隙はありません。
ダイナマイトを用意していたとしても、戦闘開始時に水をぶちまけられて、使用不可にされます。
2人はターン終了時、少ない側のHPが、多い側のHPまで回復されます。
したがって同一ターン中に、両方にダメージを与えなければ、攻撃する意味がありません。
(例:左に500のダメージ、右に200のダメージ ⇒ ターン終了時に左が300回復)
具体的な戦法についてです。
100%倒せるわけではないですが、自分は半分以上の確率で撃破できた戦い方です。
まず全員にお守りを装備させ、時間停止を防げるようにします。
(2021年1月17日追記:時間停止しても攻撃面であまり困らない影西は、サブ壁性能を上げるために、剣道着を着せていました)
ももがぶちまけるターンは、前衛は虎伏・影西(状況に応じて大和)・日比野にして、3人は防御させます。
高杉は、最初のターンに塩素ガスを使用した後は、ニトログリセリンを使い、ヒカリになるべく消火器を使わせ続けましょう。
能力低下の効果が切れたら塩素ガスを使用しますが、タイミングによってはヒカリのホウキ攻撃が来るので注意しましょう。
ももがぶちまけないターンは、攻撃のチャンスです。
前衛の中央に伊丹を配置して迅速治療を使わせ、左右に虎伏・日比野、後衛中央に傷ついたメンバーを配置し、ぶちまけで傷ついた3人を回復させます。
そして虎伏が敵の片方を攻撃し、もう片方を日比野の通常攻撃+大和の皆中で攻撃します。
これを1セットとして、気長に繰り返していきます。
ただし、塩素ガスの効果が切れると前衛が安定しなくなっていくので、傷ついた味方を回復し切れない際は影西を利用したり、虎伏のど根性を使うなどの調整は必要になります。
1学期を倒せるぎりぎりまでニトログリセリンで調整したら、虎伏にはど根性、日比野にエール、高杉に塩素ガスなどでバフ効果を固めます。
このバフが、後の3学期戦で効いてきます。
トドメを刺す直前、前衛は日比野・虎伏・誰かにしておき、2学期に入って最初のターンに、日比野と虎伏が前衛にいられるようにしておきます。
2学期に入ったら、片方を虎伏が攻撃、もう一方を日比野のエターナルリバウンド+大和の皆中+図鑑+ニトログリセリン(王水でも良いですが、次ターンの相手の手数を減らしたい)などで攻撃し、1ターンで倒します。
このとき、エールや塩素ガスの効果が効いていれば、虎伏と日比野の2人だけでも倒せます。
3学期は、両方のHPは1000です。
1ターン目は、高杉が前衛でサーマイトトラップを使い、その後ろで影西が「かくまう」を使います。
虎伏は倒されたくないので後衛に置き、ど根性でも使っておきます。
前衛は日比野、大和辺りを置いておきます(どちらかは次のターンまで生存させたいです)。
2ターン目は、高杉が後衛でニトログリセリンを使い、サーマイトトラップ発動を狙います。
自分の場合はトラップが発動しても、800くらいのダメージでしたので、大和が生き残っているなら皆中で、日比野が生き残っているなら日比野の攻撃で補いましょう。
虎伏は前衛で、トラップが付いていない方を攻撃して倒します。
両者のHPを0にしても、そのターンは攻撃を受けきらないといけないので、伊丹は倒れた仲間を復活させるなどして、少しでも誰かが生き残る可能性を上げましょう。
耐え切れば無事クリアです。
キャラ使用感など(ネタバレあり)
・大和
第一印象では一番主人公っぽい雰囲気でしたが、そうでもありませんでした。
堅苦しい話し方ですが、実際の物腰は柔らかいですし、物分かりも良く、天然なところもチャームポイントでした。
朴念仁のように振舞いながらも色々と察しが良く、意図しなくても言動が自然と格好良くなってしまう(虎伏に言わせればキザ)キャラクターでした。
仲間としては、前衛でも後衛でも安定して使えるキャラクターでした。
反面、決定打に欠ける地味なところもありますが、終盤で「皆中」を覚えれば、火力もなかなかのものです。
縁の下の力持ち的な役目を担い、頼りになりました。
・虎伏
ゲーム中でも言及されているように、目つきとしゃべりが怖いだけのただのいい人です。
見た目や喋り方、性格から不良っぽく思われているだけで、おそらく本人も積極的に否定をしていないのでしょう。
僕はずっと虎伏を主人公として使っていたので、自分の中では虎伏が主人公です。
ゲーム内では、盾役も出来るアタッカーとして、非常に役立ちました。
経験値が倍になるというスキルも素晴らしいですし、攻撃力の倍数がどんどん上がっていくスキルも凶悪です。
「挑発」と「ど根性」を同時に出来れば便利なのですが、そんな技があれば強すぎるので仕方ありません。
・影西
ゲーム導入部だとビビりでヘタレ的なキャラに描かれていましたが、皆に突っ込みまくっているため、それほどビビりには感じなくなっていきました。
高杉と違うタイプの頭の良さと言う点を、しっかり描き分けられていたのが面白かったです。
戦闘での役目としては、意外とやれることは多かったです。
サブ壁役をしたり、「隠れる」で敵のターゲットを誘導したり、序盤は前衛もやれなくはないです。
ここぞというときに捨て駒にしても何だか許してくれそうですし、文句を言いながら生き残りそうなのが、影西というキャラクターの良いところです。
・日比野
どんなシリアスなシーンでも、彼女がいれば途端に空気が和む、コメディリリーフ的な役目を担っています。
歯切れのよい関西弁と、歯に衣着せぬ物言いや言動で、テキストを読んでいるだけでも面白いです。
そんな日比野が、大和に秘めた想いを明かさずに死んでいくシーンは、悲しくてやり切れなくなります(なぜそんな画像を載せるのか)。
戦闘では、「エール」での火力底上げ、「フェイント」での緊急回避、「バックロール」の反撃、「エターナルリバウンド」の全力攻撃など、強敵との戦闘で役立つスキルが多いです。
回避率も高く、意外とやられにくいところも心強いです。
・高杉
テンプレ的なクールビューティーではなく、結構人間らしい悩みも抱えているキャラクターです。
とはいえ、人並み以上にしっかりしている優等生です。
独特なメンバーが多い本作では、ツッコミ役に回ることも多く、結構好きなキャラです。
戦闘では、何といっても「ニトログリセリン」の火力が非常に強力で役に立ちます。
相手の能力を下げる「塩素ガス」も非常に有用で、戦闘面に関してはかなり重要な位置を占めることになりました。
・伊丹
何だかんだで、高杉と段々仲良くなっていくのは、見ていて微笑ましかったです。
普段のオドオドした性格はともかく、正念場で覚悟が決まった状態だと、高杉よりも怖そうな感じがします。
音楽室のイベントの後に癇癪を起こした高杉に、「見直した?」と敢えて挑発して落ち着かせる冷静な部分は好きなシーンです。
戦闘能力はありませんが、唯一の回復役として、非常に重宝しました。
探索中でも、少しずつ自然回復してくれるのは助かります。
コメント
今からですと触れる時間があるか微妙ですがチェックしてきますー
難易度はそれほど高くないので(裏ボス除く)、ぜひお気軽にプレイしてみてください。
あれ、名前消えてました上記私です。
がっつり実績全解除(全開放?)してきました、満足。
親友二人以外は後味の悪いアナザーエンド、さっさとクリアマーク付くし各人の部屋が見られるけど安否が不明なノーマルエンド、満足度は高いけど一々七不思議を終わらせるのが面倒なハッピーエンド。 0時過ぎてないと見られない?会話パターンがあったりと色々取りこぼしてそうですが一先ずここまで。
Extra内言及の伊丹専用装備取りこぼした……
実績全達成は凄いですね!
これほどプレイし尽くしたプレイヤーは、そうそういないと思います。
おめでとうございます。
裏ボス撃破エンドやノーマルエンドは、後味悪いですよね。
学校での経験の記憶が無かったことにされて、精神的成長もリセットされ、良くない未来になってしまうということのようです。
個人的には嫌いではない演出ですが、苦労して裏ボス倒したエンドの割には、少しダークですよね。
お疲れ様でした。