僕は仕事で毎日車を運転しているのですが、必ずどこかで煽り運転を目撃します。
自分の前方の車が煽っていることもあれば、僕自身が煽られることもあります。
腹立たしい行為ですが、一歩間違えると自分自身も事故に巻き込まれ、損をしてしまいます。
そこで、煽り運転をされないようにステッカーとダミーカメラを取り付けたので、詳しく説明しようと思います。
後方にステッカーを貼る
相手の感情を露骨に煽るのも危険なので、下のようなステッカーを選びました。
Amazonで500円ほど出せば買えます。
しかし煽り運転をするような頭の悪い人だと、この英語すら読めないような気がしてきたので、デザインの選択を間違えたような気がしてきました。
とりあえず、あまり目立つステッカーも格好悪いので、最初は控えめなデザインにしてみました。
シールなので、簡単に貼り付けられます。
ダミーカメラをつける
社用車は、前方にドライブレコーダーがついているのですが、後方にはついていません。
後方のRECステッカーだけでカメラレンズが無いと、ハッタリがバレるかなと思い、ダミーカメラもつけることにしました。
しかしよくよく考えてみれば、煽り運転をするような頭の悪い人が、「ステッカーだけでカメラが見当たらないから、煽っても大丈夫!」と、論理的に判断することはないような気がしてきました。
安っぽいダミーカメラでも2000円くらいして高いです。
しかし、なんとダミーよりも安い1000円という値段で、本物のドライブレコーダーが売られていました。
中国製の激安品のようで、Amazonのレビューを見ると、みんなダミーカメラとして使用しているようです。
海外からの発送なので、到着まで10日ほどかかりました。
安いので、外箱が潰れているのはご愛嬌。
中身はカメラ本体、吸盤付きスタンド、シガーソケット接続の電源コードです。
ダミーとして後方窓ガラスの内側に取り付けるので、吸盤でしっかり固定できるのかどうかがポイントです。
自分の車ではないので、外側から見えないようにガムテープなどで固定してもいいのですが。
実際に取り付けた図
このような感じで、車の後方の窓ガラスに内側から取り付けました。
吸盤の接着力が不安でしたが、思っていたよりも強力でした。
がっちり吸い付いて固定できたため、ガタガタすることはなさそうです。
しかし僕の社用車は、後方のガラスに黒っぽいフィルムが貼ってあるせいで、外からカメラを視認することは困難でした。
黒っぽいガラスの内側に、黒のダミーカメラが設置されていても、ほとんど見えません。
後ろを走る車からは、実質ステッカーが貼ってあるだけにしか見えないだろうと思います。
外側につけることも一瞬考えましたが、雨で汚れたり石などで破損することが心配です。
もちろん、いたずらで盗られることも考えられます。
これは少し失敗したかなと感じました。
取り付けた後の効果について
取り付けて一週間ほど走りましたが、顕著な効果を感じるとまではいきませんでした。
しかし、何となく煽られることが減ったような気はします。
最近、ひどい煽り運転の動画などはTwitterやYoutubeなどですぐに晒されてしまいます。
後方を録画している車に対しては煽らないドライバーは、まだ常識的な人間であるとも言えます。
しかしこれだけ録画アピールをしているのに、それでもなお煽ってくるドライバーは、非常に危険だと判別できます。
煽って何もいいことがないのに、損得勘定をしないドライバーは本当に危険です。
また、ステッカーが見えていない、煽ると晒されるかもしれないという想像力が足りないドライバーも、怖いことには変わりはありません。
こういったドライバーを見分ける意味でも、ステッカーを貼る意味はあると思います。
近年、煽り運転については、警察も厳しく処分していく姿勢を見せています。
各種道路交通法はもちろん、刑法の暴行罪の適用もあり得ます。
もし車を停止させられるなどのトラブルに巻き込まれたとしても、絶対に外に出ないようにしましょう。
相手ドライバーには構わず、直ちに110番通報し、スマホやドライブレコーダーを利用して、相手のナンバーを記録することが大事です。
各県警のホームページなどで、煽り運転に関する対処法などを見ても、同じような対処法が載っています。
少しでも煽り運転が減って、それによる交通事故などが少しでも減ればいいと思います。
コメント