バッティングというのは、人それぞれという部分が強く、なかなか「教える」ということが難しいです。
しかしその中でも、大前提と言えることくらいの基本はあると思います。
「バッティングセンター初心者でもバットに当てられるコツ」の記事のなかで、すぐに実行できるコツは書きました。
今回は、そこからもう一歩進んだ内容を書いてみようと思います。
また打撃というのは、バッティングだけの話ではなく、打席での振舞いなど含めて、総合的なものだと思っています。
なるべく、細かい技術論は無しにして、初心者でも簡単に実行できることを厳選していきます。
草野球初心者向け 打撃・守備・走塁のコツなど記事まとめ
試合の前日以前にやれること
初心者が、試合の直前にやれることなんて限られています。
まず、バッティングセンターに行ける時間があるなら、少し早いなと思うスピードで、空振りしないくらいまでスピードに慣れておきましょう。
前に転がるゴロが打てるなら上出来です。
草野球は、フライよりもゴロの方が、セーフになる確率が格段に上がります。
(捕球+送球が必要になるため)
また、バットを購入するという方法もあります。
軽めで振りやすい重さの、ビヨンドマックス(いわゆる「飛ぶバット」)を購入すれば、強い打球になるので成績は良くなると思います。
初心者か野球未経験者であるなら、680g~740gくらいの重さのバットなら、無理なく扱えると思います。
当日やれること
相手ピッチャーが誰なのかを探し、投球をじっと見つめましょう。
投げる投球動作から、自分がスイングするタイミングを逆算し、タイミングを合わせましょう。
自分のバットがあるなら、素振りすることも大事です。
打席の中で、素振りと同じように振れるよう、イメージを掴んでおきましょう。
それなりに振り込んでおかないと、急に打席の中では振れません。
体をしっかり温めておきましょう。
ネクストバッターズサークルでやれること
相手投手の投球動作に合わせて、実際に自分も振って見ましょう。
また、コントロールが良いかどうか、球速がどれくらいかチェックしておきましょう。
変化球などの細かいことは、まだそこまで気にしなくていいです。
ウォーミングアップが足りない人は、ここでしっかり温めておきましょう。
打席内でやれること
とりあえず、3回振って帰ってくるつもりで振りましょう。
特に初球はストライクゾーンに投げてくるので、それを狙います。
それを打ち損じたら、あとはおまけくらいに思うことが大事です。
とにかく初心者に大事なのは、ただ当てに行くのではなく、しっかり振り切ること。
多少ボールでもいいので、まずは振らないと経験値になりません。
3ボールになれば、さすがに1球待っても良いかもしれません。
しかし、3ボール1ストライクになったら、思いっきり振りましょう。
しっかり振り、そして転がったらきちんと走りましょう!
ファールかな?と思っても自分でジャッジせず、ためらわず走りましょう。
走らないと、捕手も打球をフェアにして殺そうとしてきます。
また全力で走ることで、守備にもプレッシャー・焦りなどを与えられ、セーフになる確率が上がります。
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