最近読んだ面白いギャグ漫画について、いくつか紹介しようと思います。
あそびあそばせ
可愛らしい女子中学生3人が、放課後のあそび同好会にて、様々な遊びに興じる漫画です。
萌え系の可愛らしい絵ではなく、水彩画のようなふんわりとした表紙が特徴です。
ページを開くと変顔だらけですが・・・
ギャグの構成要素は、「変顔・下ネタ・勘違い・セリフの言い回し」だと思います。
ノリとしては「日常」に似ている部分がありますが、こちらの方が好きです。
フリンジマン(全4巻完結)
「愛人を作りたい」という熱い思いを持つ3人が、「愛人教授(ラ・マン・プロフェッサー)」と呼ばれる人物に教えを乞い、段階を踏んでレクチャーしていく内容です。
アホみたいな内容を大の大人が真剣に話し合っている図は、それだけで非常に笑えます。
主人公は純情・ヘタレな誠実っぽい人物、友人その1は何でも洋画に喩えるキャラ、友人その2は何でも野球に喩えるキャラで、比喩がマニアックなため、分かる人には非常に面白いです。
また登場人物の名前が、実在の文豪・小説家をもじった名前である部分も、作者の強いこだわりを感じます。
男であればなぜか納得してしまう謎の法則など、非常に楽しめる内容となっています。
*2017年10月7日からドラマ放映するようです。
知らなかった・・・見てみようと思います。
波よ聞いてくれ
パワフルで少し馬鹿で残念な美女・ミナレが主人公の、ラジオを題材としたコメディ漫画です。
素人がひょんなことからラジオのパーソナリティを務めることになります。
業界の裏話などは興味深いですが、それよりもとにかく、セリフの言い回しや突っ込み、ボケが秀逸で、非常に読み応えがあります。
頭のどこからこんなに言葉が出てくるんだ、という感じです。
なんだかこれもドラマ化しそうな漫画ですが、凄く口が回るけどどこか残念な感じの女優に演じて欲しいですね。
まずは1巻だけでも、読んでもらえると魅力が分かってもらえると思います。
社畜!修羅コーサク
悲しき社畜を扱った、自虐的なギャグ漫画です。
本社から「墓多死社」(はかたししゃ)に左遷されたプロの社畜が、世紀末っぽい社会を渡り歩いていく話です。
あまりにもバカらしい展開についていけるのは、1冊がお腹いっぱいかもしれません。
しかし、それでもこの漫画を読んでしまうのは、僕もまた悲しい社畜だからなのかもしれません。
主人公にどこか憧れにも似た感情を持ちます。
ちなみに「島耕作」の作者・弘兼憲史先生は黙認とのこと。
ちおちゃんの通学路
普通に学校に行くだけなのですが、なぜか毎回何らかの障害があり、スムーズにたどり着くことが出来ません。
ちょっとFPSゲーム廃人なだけの普通の女子高生が、大体なにか余計なことをしてトラブルに巻き込まれます。
本人にその気はなくても、周りの人から勘違いされて、そのズレが、アンジャッシュのコントのような面白さを生んでいます。
大げさで過剰なリアクションが面白いです。
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