アキトDATE ショート ~尾のない黒猫~(フリー・推理アドベンチャー)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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クオリティの高い画像を惜しげなく使った推理アドベンチャーゲーム「アキトDATE ショート ~尾のない黒猫~」の紹介記事です。
「アキトDATE」シリーズのショート作品にあたる本作ですが、推理要素は非常に濃い作品です。
少しでも興味を持った人は、まずはプレイしてみるとそのクオリティに驚かされるでしょう。
クリア時間は約2時間でした。

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ふりーむ!

ゲーム概要(ネタバレ無し)

大学生の伊達秋人がコインランドリーにて、洗濯が終わるのをイライラしながら待っていたところ、不審者として通報されてしまいます。
付近のアパートで起きた事件の捜査のために来ていた警察官に、現場まで同行を求められる秋人ですが、そこには以前の事件で知り合った只野刑事がいました。
只野刑事から半ば強制的に協力を求められ捜査手伝いをすることになります。
一見何の変哲もない死亡事故のようでしたが、妙に引っかかる点が見つかっていきます。

本作は、現場となるアパートでの捜査がメインのゲーム部分となります。
部屋の様々な場所をポインタでクリックし、調査を進めて行きます。
本作ではクリックした際に、対象物の色が変わるため、この部分を調べると同じ内容になるというのが分かるようになっています。
今までの作品では、どこを調べたことによるセリフなのか、細かい部分が良く分からない場合があったので、この点は改善された点だと言えるでしょう。



気になる物を見つけたり、刑事に話しかけるとフラグが立っていき、最終的に推理パートへと進んでいきます。
推理パートはこれまでのシリーズと同様、正しい選択肢や証拠品となるカードを選ぶことにより進んでいきます。
不正解だと「自信度」ゲージが減っていく代わりにヒントが貰えます。
自信度が0になってしまうとゲームオーバーになってしまうので、こまめなセーブが重要です。

感想(ネタバレ無し)

無事クリアし、最後まで楽しめました。
途中の捜査パートでは、次に何をしたらいいか分からなくなる場合もありました。
しかし本作はショート作品ということもあり、アパートの一室だけが舞台です。
しらみつぶしに調べることはそれほど大変ではないので、難易度はやや低めだと感じました。

ほんの些細な何でもないことから、重要な事実の証明に繋げていく推理の過程が、非常に細やかで面白かったです。
パッと聞いただけでは論理の飛躍に感じられることもあります。
しかし説明を聞いていくうちに、確かにそうとしか考えられないという精緻なロジックの積み重ねに感心しました。

推理モノでのネタバレはタブーなので詳しくは書きません。
しかし一見事故しか見えない状況を、些細な違和感から事件に繋げていく展開は、非常にワクワクする面白さがありました。
それほど長い作品ではないので、推理モノが好きな人にはぜひプレイして欲しいです。

攻略メモ(ネタバレ有り)

公式の攻略ページがまだ公開されていないため、自力で解いた部分について書き記しておきます。
ネタバレに繋がる箇所があるため、どうしても詰まった場合のみ読むことをお勧めします。

最後の推理は3つの証拠を選ぶので大変ですが、間違っていても正解していた部分は教えてくれます。
正解していた箇所の証拠は固定されるので、間違っていた部分だけチャレンジしていきましょう。

 

<捜査パート>
*自分が何をすれば良いか分からなくなって長引いたポイントです(1か所のみ)。

・ベランダに落ちている小さな尻尾を調べた後何をすれば良いか?
→リビングのバッジ入れを調べる


<推理パート>

・無くなったものの証明
写真A+猫の尻尾

・痕跡が残っていた場所
ベランダ

・変だと思う理由
実は洗っていない

・何故洗われていないと思うのか
洗濯物A

・犯人指名
カード左下の人物

・隠したかった痕跡
ヘンな匂い

・隠された匂い
ワイン

・最後の推理
変化→消えた猫バッチ
経緯→不自然なゆれ
痕跡→只野刑事

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