後藤健二氏によるSRPG Studio製の作品「骨大陸戦記」をクリアしました。
「戦記」の名前の通り、架空の世界を舞台にリアルな戦争が描かれています。
勧善懲悪の作品ではなく、良くも悪くも、人間や戦争の業といったものが生々しく描かれている作品です。
クリア時間は、ハードモードで約20時間でした。
目次
- 1 ゲーム概要
- 2 感想(ネタバレ無し)
- 3 攻略メモ・ハード(ネタバレ有り)※ver1.01時
- 3.1 序章 骨狼退治
- 3.2 第1章 剣の時代
- 3.3 第2章 連れ去られた花嫁
- 3.4 第3章 トレーネ川の攻防
- 3.5 第3章外伝 アルセイスの闇
- 3.6 第4章 キノエ王位継承戦
- 3.7 第5章 裏切り
- 3.8 第5章外伝 仇討ち
- 3.9 第6章 レンティアの双真珠
- 3.10 第6章外伝 華麗なる冷酷
- 3.11 第7章 五藩国の役
- 3.12 第7章外伝 アルフヘイム航路
- 3.13 第8章 シルヴァニアの光と影
- 3.14 第8章外伝 ポルニアへの道
- 3.15 第9章 火乃都城籠城作戦
- 3.16 第9章外伝 竜の谷
- 3.17 第10章 魔の島
- 3.18 第11章 獅子草原の戦い
- 3.19 第12章 死の軍団
- 3.20 第13章 セルヴィウスの惨劇
- 3.21 第14章 黄金の瞳
- 3.22 第15章 サルトゥニアの落日
- 3.23 第16章 積み上げた骨の価値
- 3.24 終章(A) 平和のための代償
- 3.25 終章(B) 暁の決闘
- 4 キャラクターの使用感や感想など(ネタバレあり)
ゲーム概要
「骨大陸戦記」は、シェアワールド企画による創作世界「ミシュガルド」に存在する骨大陸を舞台にしたシミュレーションRPGです。
僕は世界観などについて、特に予備知識無くプレイしましたが、全く問題なく楽しめると思います。
エルフの国である強国サルトゥニアが、突如人間の国に対して侵攻し始めてきたことから、物語が始まります。
4国の王子・王女である4人の主要人物を中心に、ストーリーが描かれていきます。
難易度について
難易度は3つの中から選ぶことができます。
ノーマル以上の難易度は、ユニットがやられてしまうと復活しない仕様なので、緊張感があります。
SRPGに慣れている人であれば、ハードでプレイしても詰まることはないと思います。
毎ターン開始時であればセーブができるため、1ターンごとにセーブするとやり直ししやすくて良いと思います。
各ステージはターン制限が設けられていることが多いですが、よほど極端な待ち戦法を使わなければ、引っかかることはまずないと思われます。
また、ステージごとに設定された条件を満たしてクリアすると、トロフィーが獲得できます。
トロフィーとして入手できるアイテムは有用ですが、入手できなくても困るものではありません。
余裕がある時は狙っていき、そうでないときは無理しないようにプレイすることをお勧めします。
兵士ユニット&傭兵
ゲーム同梱のファイルにも書かれていますが、本作では主要ユニットの他に、兵士ユニットというものが存在します。
兵士ユニットは、死亡してもメインストーリーに影響はありません。
しかし成長率が総じて高く、細かな会話イベントも意外と多いです。
死亡時のセリフも、他の兵士ユニットの生存状況に合わせて細かく変化するなど、作り込まれています。
決して主要ユニットよりも弱いわけではないので、必要に応じて活用していきましょう。
兵士ユニットは同じクラスが複数人加入するので、偏った編成にする際には便利な存在です。
また、ステージによっては開始前の準備画面で傭兵ユニットを雇うことができます。
お金を支払うことで、本来の出撃数にプラスして味方を増やすことができるので、活用すると楽になるでしょう。
傭兵ユニットは、基本的にはそのステージのみのゲスト扱いなので、こちらは捨て駒にしても問題は無いでしょう。
豊富な立ち絵・イベントCG
本作のキャラクターデザインやイベントCGは、バーボンハイム氏によって書き下ろされています。
顔グラフィックや立ち絵のみならず、かなりの数の一枚絵CGが使われており、ストーリーを盛り上げます。
特定のユニット同士の戦闘前会話でも、一枚絵が挿入されることがあり豪華です。
顔グラフィックも、状況に応じて色々なバリエーションがあり、フリーのSRPGとしてはかなり多い方だと思います。
BGMも多くの曲が使用されており、物語を盛り上げるのに一役買っています。
感想(ネタバレ無し)
ハードモードでゲームをクリアしました(ver1.01)。
シナリオパートやゲーム部分のボリュームがたっぷりで、とてもやりごたえがある作品です。
前項でも書いた通り、SRPGに慣れているプレイヤーであれば、ハードモードを選んで支障はないかと思います。
難易度の違いは、獲得経験値や敵の数の違いがメインで、敵のパラメータが高くなるわけではありません。
ハードでは獲得経験値が少なめとのことですが、敵の数は多いため、得られる総経験値としては、他とそれほど変わらないのではないでしょうか。
少なくとも、ハードをプレイしていて、レベルが上がらなくて困るということはありませんでした。
他のSRPGに比べて、ユニットの成長率が高めなので、誰でも少し育てると強くなる印象があります。
クラスチェンジするくらいまできちんと育てると、誰であってもかなり強くなるので、ワープの杖などを組み合わせれば、楽にクリアすることも可能です。
クリアするための楽な抜け道が多い分、大味に感じることもあるかもしれませんが、色々なプレイスタイルに対応した懐の大きいデザインなのだと思います。
兵士ユニットを使わない縛りや、逆に兵士ユニットしか使わない縛りプレイなど、色々なプレイスタイルができそうです。
1ステージごとのボリュームは、大きめだと思います。
そのステージ内でやることや、ステージ途中の状況展開が多めなので、最初から完璧を目指そうとプレイすると大変かもしれません。
反面、なりふり構わずクリアするだけなら難しくないので、プレイヤー自身がどこで妥協するかという見極めによって、本作の満足度が変わってくるのではないでしょうか。。
本作では、お金に困ることはあまりありませんでした。
会話で武器を入手する機会が多いですし、修理することでコストを抑えることができます。
強力な武器でも、ほとんど温存を考える必要なくガンガン使っていけるので、その点のストレスは少なかったです。
ただ武器が壊れると、モノによっては元が何だったか分からなくなってしまうものがあるので、少し不便でした。
また、魔導書の場合は使い切ると消滅してしまうため、寸止めして修理する必要があります。
ストーリー内容としては、王道的な導入から始まり、ご都合主義ではない展開を経て、結末へ向けて進んでいきます。
登場人物たちが、それぞれの立場での正義によって動いていくため、戦争の非情さや厳しさが鮮明に描かれていると思いました。
分かりやすい善悪を好む人は、注意する必要があるかもしれません。
グラフィックのこだわりは、とても強く感じます。
途中、味方の部隊が長期間籠城する展開があるのですが、その際の籠城戦で、味方男性ユニットが全員ヒゲ面になっているのは、強いこだわりを感じて驚きました。
戦闘前会話も豊富に設定されているので、関係ありそうなユニット同士を戦わせる楽しみも多いです。
攻略メモ・ハード(ネタバレ有り)※ver1.01時
ハードモードで、トロフィー獲得を可能な限り狙ってプレイしました。
ひとまず、最後までクリアすることができたので、自分のプレイの方針やコツなどを記しておこうと思います。
自力でクリアしたいという人はご注意ください。
ver1.01時のものです。
ver1.20以降はかなり変更されている部分も多いようなのでご注意ください。
・兵士ユニットの生死はそれほど気にしないでプレイ
序盤、兵士ユニットを全員生存させようとすると大変だったので、ある程度の犠牲もやむなしという気持ちでプレイしていました。
一定数死んでしまうと「戦友の加護」(全味方の命中・回避+10%)や「精霊の加護」(防御力・魔防+10)など、強力なアイテムが手に入ったため、結果としては良かったと思いました。
後者は、育てたいユニットに持たせて敵に突っ込ませると、効率よく経験値を稼ぐことができます。
・傭兵ユニットは積極的に活用
傭兵ユニットは、出撃ユニット数を上回って雇うことができるため、多少お金に不安があっても雇っておくと便利です。
結構、かゆいところに手が届く編成となっているので活用しやすいと思います。
・ボーナスポイントの使い道
BPは、基本的には財宝(大)との交換で良いと思います。
お金に特に困っていない場合は、移動力をアップさせるドーピングアイテム「兎人の羽毛」がとても有用なので、迷ったらこれと交換すれば失敗はないと思います。
移動力が低く感じる主力ユニットにはどんどん使っていきましょう。
・会話をしっかりこなしていく
ユニット同士で発生する会話は、強力なアイテムがもらえたり、能力値が上がります。
兵士ユニットは仕方ありませんが、主要ユニットの会話は必ず消化しておきたいところです。
・修理工具をフル活用
ボルタックやジャラダンが仲間に加わったら、積極的に修理工具を使って武器を直していきましょう。
修理工具は3000Gで購入でき7回使えるため、計算上428Gで、どんな武器でも満タンに回復できることになります。
消耗したという理由で、武器を購入する必要はあまりないので、どんどん修理していきましょう。
・クラスチェンジは早めでOK
ユニット育成は、レベル20まで上げてから上級職にクラスチェンジさせたいのが人情です。
しかし本作では、ユニットの成長率が髙いため、ある程度早い段階でクラスチェンジさせてしまっても良いと感じます。
具体的には、レベルが10以上で、かつ1項目でもパラメータが上限に達してしまったら、クラスチェンジさせてしまっても良いのではないでしょうか。
育てているユニットには、なるべく武器をたくさん持たせて、成長率ボーナスを反映できるようにしましょう。
・支援効果を活用する
主要ユニットも兵士ユニットも数が多いので、誰を使うか迷うこともあると思います。
そのような場合は、なるべく支援関係が多いユニットを選んで育てましょう。
後半のマップでは、支援効果がかなり重要になってきます。
特に、周囲5マス以内の味方の命中・回避を15%上昇させる「戦術家」スキルをもつユニットは、密集させることで、絶大な効果を発揮します。
積極的に活用していきましょう。
(ルディ、ジクムント、バルバラ、ロルフ、ガラハドなど)
以下は、ステージごとに個別にプレイ記録を書いていきます。
序章 骨狼退治
回復アイテムを持っているので、そのまま突っ込んでも、やられてしまうことはまずないでしょう。
砦や森を利用しながら、被ダメージを減らして進めていくと良いと思います。
第1章 剣の時代
訪問できる村と民家が多く、ユニット同士の会話イベントも多いため、手分けして漏れが無いようにしましょう。
ソルカンが登場したすぐ横の民家は、ソルカンで訪ねると妹との会話になります。
途中、増援が現れますが、剣を装備して対応すれば、怖い相手ではありません。
ジクムントを中心に前進していけば、楽にクリアできるでしょう。
7ターン以内のクリアでトロフィーが獲得でき、オークの兜(守備+1、守備成長率+10%)が入手できます。
第2章 連れ去られた花嫁
マップBGMが格好いいステージです。
ステージ開始前に傭兵を最大で3人雇うことができますが、まだ序盤と言うこともあり、雇わなくても十分クリア可能です。
経験値をルディとハンスに集約させるためにも、雇わない方がお金も節約できて良いかもしれません。
フレイヤとスズメは、ルディたちとの合流を急ぎましょう。
フレイヤを山に待機させれば、敵の足止めが可能ですが、敵に囲まれる危険も大きいため、お勧めはできません。
ボスのゲレオンに近づくと、付近に増援が発生します。
ゲレオンを倒すと、ギスランの魔力と速さが3上昇するので注意しましょう。
トロフィー獲得ボーナスは「ハイムの常備薬」(毎ターンHP3回復、HP成長率+10%)です。
単独で行動するユニットや、前線の壁役に持たせると便利です。
第3章 トレーネ川の攻防
縦に連なる4つの浮島が特徴のマップです。
敵も味方もユニット数が多く、多数同士で正面からは当たりたくありません。
歩調を揃えながら、道の狭い所を利用して進軍していきましょう。
左から2番目の島に差し掛かると、南と南東から増援が現れるため、注意しましょう。
南側の武器屋では、重装特攻を持つハンマーと、騎馬特攻を持つパイクやポールアックスを購入すると楽になります。
ボス周辺の敵は重装兵なので、ハンマーがないとエリーザベトの魔法くらいでしか有効打を与えられません。
トロフィーは「トレーネの涙」(使用者のHPを何度でも20回復する)です。
第3章外伝 アルセイスの闇
強い味方に守られながら進んでいくマップです。
フレイヤのレベルを上げることにこだわらなければ、難易度は高くないマップです。
無理のない範囲で育てていければ良いでしょう。
回復手段がバールのレンジヒールくらいしかないので、ダメージを受けたら、十字路の中央にある魔法陣を活用して回復させましょう。
第4章 キノエ王位継承戦
マップが広大で、やることが多く大変そうに見えるマップですが、進めるルートに対して、適切に戦力を配分して対応していけば問題ありません。
序盤は、ジクムントで街中の青い屋根の城門を訪問し、ボルタックを仲間に加えましょう。
他の仲間はスヴェンに話しかけて仲間にするなどして、会話を進めます。
後半戦では、アーマーナイトが出現するため、ハンマーを用意しておくと楽でしょう。
ポールアクスはずっと役立ちます。
その後、東のニーム盗賊団を討伐する部隊、北西から向かってくるオーク隊を迎撃しつつ北の民家で孤立しているヴィクトリアを助ける部隊に分けましょう。
東の盗賊たちは、それほど強い敵はいません。
ただし、少し後で現れる盗賊の増援は、逃げていく速度が早いので、騎馬部隊で構成するとよいでしょう。
オークに対応する部隊は、早めに進軍して、狭い道を塞いでしまえば有利に戦えます。
移動速度の速いユニットを、北東の村に向かわせておくと盤石です。
撃破してはいけない農民たちは、ヴィクトリアのいる村の方に向かっていくので、ヴィクトリアさえ先に助けてしまえば、あとは離れて放っておきましょう。
攻めてくるオーク部隊を片付けたら、移動力の高い騎馬部隊に再編成し、北西のルイーズ撃破に向かいましょう。
歩兵ユニットは、後半戦に向けて、街の南西・マンシュタイン衛兵長の付近に待機させておきます。
ちなみに黄色い山では砂金が入手できるので、回収しておきましょう。
ルイーズのメティオフレイムは強力ですが、数で押していけば、それほど脅威ではありません。
トロフィーを狙うのであれば、15ターンくらいを目安に撃破しましょう。
さて、ルイーズを撃破するか25ターン経過すると、オスヴァルトとエルヴィンが出撃します。
それと同時に南東の港町では、味方の増援として、クルト率いるアローナイト隊が出現します。
アローナイト隊は盾に出来ますが、クリア後に加入するので、全員生存を狙っているのなら気を付けましょう。
クルトたちは、とりあえずマンシュタイン衛兵長のいる辺りを目指し、外側から脅威の排除に努めましょう。
敵のクロスボウ部隊は攻撃力が高くて厄介ですが、こちらから攻撃を仕掛けられれば脆いです。
オスヴァルト重装兵は、ハンマーかクルトのハープアローが有効です。
そのため、クルトは優先して重装兵を狙っていくと良いでしょう。
向かってくるエルヴィンは、ジクムント・ヴィクトリア・クルトの3人で話しかけて、やっと撤退させられます。
(追記:説得しなくても、その後の展開には変わりないようです)
オスヴァルトは、HPが減ると回復アイテムを使います。
スヴェンのレーヴァテイン、クルトのハープアロー、ジクムントなどで一気に倒してしまいましょう。
トロフィーでは「ヒルデの手紙」(幸運+5、幸運成長率+10%)が手に入ります。
入手できなくても、それほど困らないと思います。
第5章 裏切り
「聖戦の系譜」の第5章を彷彿とさせる、冒頭の父親との対面シーンでした。
とりあえず、最初は近くの村でジャラダンを仲間に加えましょう。
敵は一見多く見えますが、ベルクタイら敵将を倒せば、配下の兵たちは一気にいなくなります。
敵は馬ばかりなので、野戦を挑むとこちらが不利ですが、敵将に集中攻撃すれば何とかなります。
なかなか良い具合の迎撃ポイントが少ないので、ここは敵将狙いで良いと思います。
状態異常を防ぐ炎精の首飾りを持っているなら、ルディに持たせて、砦で単身アルカトラスを振るわせるのも悪くないと思います。
カサルの部隊は、攻撃範囲に入るまで動いてきません。
少しずつ行動範囲に入っていき、一度に大勢を相手にしないようにしましょう。
クリアまでの道筋が整ったら、北の墓場でゾンビ相手に経験値を稼ぎましょう。
ある程度育つと、得られる経験値は落ちていきますが、色々なメンバーを育てておくと楽になるでしょう。
第5章外伝 仇討ち
フレイヤを操作して、ひたすら南に逃げていくマップです。
マンブゥで追っ手を食い止めていれば、自然とクリアできるでしょう。
第6章 レンティアの双真珠
多方面からの敵に対処することになるので、傭兵部隊は多めに雇っておくと安心です。
当面は、ゲクラン率いる海賊部隊を討伐にしに向かうことになります。
ただし、後に説得で使用するユニットのは、あらかじめ適切な場所に配置しておかないと大変です。
ジクムントは、10ターン目に北東の洞窟に出現するディオを説得します。
バルバラは、北部中央の村に出現する友軍のフェリシアと、北西に現れるニコラスを説得させる必要があります。
仲間に加えるのであれば、それぞれ出現場所を意識して戦力を配分しましょう。
ゲクラン等の海賊は、飛行ユニットと騎馬ユニットで倒しに向かいます。
橋を架けると、海賊の増援が出現するので注意しましょう。
船のアーバレストは射程が長いですが、命中もそれほど高くないので、数で押して倒しましょう。
10ターン目になると、北西からはヴラドのオーガ歩兵隊が現れ、北東からはベンジャミンの兎人部隊が出現します。
オーガ歩兵隊はそれほど脅威ではありませんが、兎人部隊は移動力が高く、さらに毒や睡眠などの状態異常攻撃と、魔法攻撃をしてくる敵がいて厄介です。
味方同士の会話をゆっくり回収するには、少々余裕がなく大変かもしれません。
初期位置南の骨は、調べると財宝(大)が手に入ります。
ただし、調べるとすぐ横に飛行ユニットのガーゴイルが配置されるため、注意が必要です。
あまり強くないユニットですぐに調べに行くと、歯が立たないので注意しましょう。
北の洞窟を探索すると、兎人の羽毛(移動力を1上げるドーピングアイテム)が手に入ります。
トロフィーアイテムは「レンティアのリュート」(スキル「勇気の歌」で味方を再行動させられる)です。
使えるユニットは3人だけです。
第6章外伝 華麗なる冷酷
バルバラとフェリシアが中央で孤立していますが、合流を待たなくとも、ボスを撃破することは可能です。
アーマーナイトをフェリシアの魔法で撃破したのち、アンナをバルバラで倒しましょう。
ヘルマンは、フェリシアのインテリペリであれば倒しやすいです。
トロフィーは「レンティアの毒薬」(麻痺毒使いのスキル)です。
第7章 五藩国の役
マサル、メゾン、リアは仲間にしておきたいので、早めにスズメかカヤを北上させましょう。
マサルとメゾンは、一方と会話すれば両方操作可能となります。
会話後、友軍は南下して撤退していきます。
仲間にしたら、こちらも速やかに兵を下げていきましょう。
トロフィーにこだわらないのであれば、出撃準備画面で購入できるワープの杖などで、最初のターンにマサルやメゾンと会話するとスムーズです。
メゾンは、武器屋横の民家を訪ねると、妹から蜻蛉切りを貰えるので、忘れずに入手しておきましょう。
4ターン目には、北東にハーピーの飛行部隊が現れはじめます。
弓兵をそちらに何人か送っておくと楽になるでしょう。
ターン経過ごとに、ハーピー以外の増援も増えていくので、戦力を密集させて押し返しましょう。
ハーピーはマップ真ん中の山エリアでも突っ切ってくるので、避難民が追いつかれる可能性が髙いです。
8ターン目には、南西から騎兵タイプの敵増援が現れ始めるため、あらかじめ味方を残して配置しておきましょう。
見た目は獣のようですが騎兵タイプなので、ポールアクスで特攻が狙えます。
かなり素早く、攻撃力もそこそこなので、守備力が高めのユニットでないと食い止めることが難しいでしょう。
10ターン目になると、北に陣取っていた初期配置の敵も南下してきます。
避難民が退避するとクリアになるため、敵将全撃破するのであれば、避難民が脱出しないように、味方ユニットで塞いでおく必要があります。
ところで、カヤの守備力を上げ、単騎で突っ込ませると、かなり育てることができます。
ハーピー部隊には無視されるので足止めできませんが、地形効果のある場所に待機させて、それ以外の敵と戦わせられれば、かなり食い止めることができると思います。
このマップでは、トロフィーは未取得でした。
第7章外伝 アルフヘイム航路
最初は敵の数もそこそこですが、徐々に増援が多くなり、どうしようもなくなります。
カシスは竜化して敵方に突っ込ませ、残りのメンバーは柱を利用して踏みとどまりましょう。
柱の間のイスにレベッカを待機させ、外側には他のメンバーを配置しましょう。
余裕があれば敵に攻撃を加え、経験値を稼いでおきましょう。
第8章 シルヴァニアの光と影
まず対策を考えたいのは、城壁の中から「メコン・デルタ」を使ってくる魔術師の排除です。
射程が3~10で危険なので、アーバレストを持たせた弓兵に排除させましょう。
強い弓兵がいないなら、傭兵でスナイパーを雇い、魔法防御をアップさせて運用しましょう。
情報収集画面で仲間になるダンや、レンティアのリュートなどで弓兵を再行動させれば、効率よく排除できるようになります。
メコン・デルタの脅威さえ排除できれば、後はじっくりと城攻めしていくだけです。
後方にいるルイーズのメティオフレイムが邪魔に感じるなら、砦を抑えがてら、機動力のある味方で抑えにいきましょう。
ベンジャミンの近くにいる敵将の集団は強敵なので、狭い入口を利用して、魔法攻撃などで排除していきましょう。
トロフィーは「シルヴァニアローブ」(魔防+3)です。
第8章外伝 ポルニアへの道
マップの角や端を利用して、レベッカやフレイヤを守るように配置すれば、敵飛行兵から守り切れると思います。
残った敵は、アリアドネで排除しても良いですし、武器を使い切らせてから安全に進んでも良いでしょう。
第9章 火乃都城籠城作戦
籠城中のため、男性のユニット画はしっかりヒゲ面になっており、芸が細かいと感じます。
ルディとセンゴクが会話すると、ボスのレイガルを倒すために有用な「ヒノカグツチ」が手に入ります。
その他、会話が発生するユニットは近くに配置しておきましょう。
何かあった時のために、スズメにワープの杖を持たせておくと、緊急時にも対応しやすいです。
トロフィーを狙うのであれば、南の敵将を倒す必要があるため、かなり過酷となります。
南東から向かってくるビースト部隊のゴーストは、向こうからやってきてくれるので、まずは迎え撃ちましょう。
南西のサラマンドル部隊は、こちらを軽傷にさせてくるため、全員にきっちり状態異常対策をさせないと、相当苦労するでしょう。
南中央のリヴァーズら長弓隊は、高台に陣取っており厄介です。
さらに、付近からは敵増援がジャンジャン出てくるので、こちらも相応の殲滅力が無いと押し込めません。
討ち取りに行く味方部隊は、エース級をあてがわないと辛いと思います。
8ターン目には北東のスペースから、ビーストの部隊が出現して襲ってきます。
継続して出現してくるので、あらかじめ何人か配置しておかないと危険です。
12ターン目には、中心の中庭付近にハーピー隊が現れます。
玉座の真下の狭い通路さえ押さえてしまえば、飛行ユニットでも飛び越えて来られないので、対処は楽だと思います。
15ターン目には、センゴクの左側にレイガルら竜が出現します。
竜は防御力が高いですが、飛行特攻の弓などで攻撃すれば、有効打を与えられます。
ルディをあらかじめ付近に待機させておき、ヒノカグツチなどで攻撃しましょう。
トロフィーは「バンシューの置き薬」(隣接したユニットのHPを20回復・無制限)です。
第9章外伝 竜の谷
少人数での攻略となるマップです。
カヤが育っていると楽ですが、育っていなくても、傭兵たちが強いので何とかなると思います。
ヴェルザーは、こちらに向かってくる竜たちをヒットアウェイで攻撃しながら数を減らしていきます。
そのほかのメンバーは、お互いの支援効果を得られるように位置取り、地形効果も考慮すれば、ほとんどの攻撃は回避できると思います。
最初の竜の集団さえ凌げば、後は難しくないと思います。
トロフィーは「ブレーヴォスの戦旗」(武器特攻回避)です。
ヴェルザーやバルバラに持たせると、弓を気にせず突っ込めるようになります。
第10章 魔の島
北からスカイドラゴンの大群がやってくるので、まずは落ち着いて森で迎撃したいところです。
ただし、トロフィーを狙うのであればグズグズしていられないため、進軍しながらの迎撃が必要となるでしょう。
リントヴルムの相手としては適当なのは、ルディ、ガラハド、ヴェルザーあたりでしょう。
せめてこの3人と回復役は早めに進軍させ、10ターンまでに戦えるようにしましょう。
竜以外のバーバリアンは、ほとんど脅威にはなりません。
ただし増援の数が多いですし、フレイムアクスを持ったバーバリアンからは思わぬダメージを受けてしまうことがあります。
注意して対処しましょう。
リアがある程度成長していれば、メゾンとの会話で「与一の弓」が手に入ります。
射程が2~4で威力も高いため、有用な武器です。
トロフィーは「ドラゴンの羽根」(速さ+3)です。
第11章 獅子草原の戦い
だだっ広い草原で敵と対峙しているため、まともにぶつかると被害が大きくなります。
友軍のワラキア軍の間に入り込んで、ともに進軍していくのが一番楽だと思います。
とにかく敵を捌いていくのが大変なので、一時的にステータスを上げるアイテムなども積極的に使っていき、どんどん倒していけるようにしましょう。
守備力が高いユニットを囮にして敵を引き付けさせ、足止めして戦力を分散させるのも有効です。
騎馬特攻のパイクを持ったオーク重装兵には注意しましょう。
ベルトランの周りにいる敵将は、行動範囲に入ると移動してきます。
一度におびき寄せると大変なので、少しずつおびき寄せていきましょう。
マップ上の骨の上に乗ったとき、「調べる」が出れば、アイテムが隠されています。
「レイピア」や「ウィンドスピア」など貴重なアイテムも拾えるので、余裕があれば調べてみましょう。
ニコラスは放っておくとマップクリア後に離脱しますが、このマップでマニュルーガと会話させて、「オーガは変わっていく」を選べば、ニコラスは離脱しません。
トロフィーは「ブラッドアーマー」(見切り・必殺回避)です。
第12章 死の軍団
部隊をいくつかに分けて侵攻させる必要のあるマップです。
北西のロルフや一般人を守るための部隊、南西のオーク部隊を迎撃する部隊、北東の死の軍団兵を攻めていく部隊です。
まずロルフを助けるのであれば、ワープで強いユニットを送ることができれば楽です。
ロルフを仲間にするための「竜の秘薬」を持たせたルディが適任でしょう。
ロルフとルディだけでは敵の数が多いので、ヴェルザーも向かわせ、まだ足りないと感じれば数人送りましょう。
南西のオーク部隊は一番対処が楽なので、橋付近を利用して迎撃します。
そして北の大群は、攻撃範囲に入った敵から動いてくるので、少しずつおびき寄せて戦いましょう。
モブナリオにポールアクスや薙刀を持たせて突っ込ませれば、騎兵はサクサク倒してくれます。
ただし、キマイラや魔法を持った敵の行動範囲にまで入ると危険です。
戦力の分散さえ適切に行うことができれば、それほど難しいマップではないはずです。
トロフィーは「タリスマン」(魔力+3)です。
第13章 セルヴィウスの惨劇
他のSRPGであれば、体感的に終盤の決戦マップくらいのボリュームのステージです。
情報収集画面での「略奪」は、5000Gと引き換えに、ボーナスポイントが100マイナスされるコマンドです。
あらかじめボーナスを使い切っておけば、デメリットは実質なくなります。
交換するものに迷ったら、とりあえず財宝と交換するか、移動力を上げるドーピングアイテムがオススメです。
バリスタ兵は少々高いですが、雇っておくと楽になります。
さて、色々な進行ルートが考えられるマップですが、基本は正面の2つの入り口から進んでいくと良いでしょう。
バリスタ兵やアーバレストを利用して、侵入する前に敵の遠距離攻撃を行う敵を潰していきます。
遠距離攻撃をする敵に隣接している槍兵が、「隣接護衛」「槍襖」(やりぶすま)などでガードしているため、そちらから倒すと良いでしょう。
勇気の歌などで再行動させて、早めに排除するようにしましょう。
跳ね橋を下ろすには、近くのレバーを引く必要があります。
敵をある程度排除して、安全を確保したら進んでいけばいいと思います。
ある程度侵入すると、侵入してきた一番外側の扉が壁に変わり、飛行ユニット以外は侵入できなくなります。
入り遅れたユニットは、側面から回り込んで入らなければいけなくなるので、歩兵が外に取り残されることのないように注意しましょう。
中盤は注意点があります。
リヨンの周囲10マス以内に侵入した瞬間、リヨンのセリフと共に、敵が積極的に攻めてくるようになります。
トロフィー獲得を狙うなら、リヨン撃破が楽で早いため、この方法を採るのがオススメです。
その場合、バリスタで周りのヒーラーを先に潰しておくと楽に戦えます。
リヨンは強敵ですが、育った魔道士の特攻武器などで攻撃すれば、割とあっさり沈めることができます。
トロフィーよりも、宝箱や市民撃破アイテムを狙うのであれば、リヨンには近づかずに、中央を避けて進軍していきましょう。
トロフィーの報酬より、こちらの方が実入りは大きいかもしれません。
市民を一人倒すと、リヨンが北門を開放して市民が北へ逃げていくようになります。
そのため、市民はすぐに倒さず、なるべく北門へユニットを送り込んでから倒し始めると良いでしょう。
また15ターン経過時に、ある程度順調に敵を減らしているのであれば、東からワラキア軍の友軍が現れ、同じ展開となります。
市民を倒すとゴールドが手に入ることが多いですが、3人固まっているグループのうち一人は、貴重なアイテムを入手できます。
北東に配置されている男の子は「アイギスの盾」(守備・魔防+3、必殺回避の見切り)、北東の女の子は「グングニル」、北の女は「エリアヒール」、北西の女は「スワンチカ」と、強力なアイテムが手に入ります。
北側に飛行ユニットを回り込ませておくか、ワープで先回りできれば、逃がさずに撃破できるでしょう。
トロフィーは「セルヴィウスの竪琴」(スキル・セルヴィウスの調べ=周囲3マス命中・必殺+10%)です。
第14章 黄金の瞳
特定のターンに全員が毒状態になってしまうため、対処法も準備しておかなくてはなりません。
「炎精の首飾り」があれば状態異常が防げるので、単騎でも突っ込めるエースに持たせておけば、道を切り開く先鋒になれます。
解毒薬を持たせておくのも良いですが、離れた味方の毒を治せるレストの杖も使えると楽です。
増援が無限に湧き出るため、ある程度強行突破して進軍していく必要があります。
特に厄介なのは、2回攻撃のヴァン・フレイム持ちレッサーデーモンです。
ある程度回避か魔防が高いユニットでないと、一気に削られてしまいます。
特にボス周辺は、メティオフレイムなどの遠距離攻撃を使ってくる敵も多いため、激しい攻撃に晒されます。
杖やアイテムでエースの魔防を上げて、早めに遠距離攻撃持ちを片付けてしまいましょう。
トロフィーは「ナイトキングの指輪」(魔力+2、エナジードレインのスキル=熟練度%でHP吸収)です。
第15章 サルトゥニアの落日
3方向から門を突破していく必要があります。
まずは焦らず、アーバレストなどで、敵の遠距離攻撃持ちを片付けていきましょう。
メティオフレイム、アーバレスト、バリスタと、敵の遠距離攻撃の種類が豊富です。
複数の攻撃を受けなければ、ある程度強いユニットで強行突破しても問題ありません。
出撃ユニットが10体と少ないので、出し惜しみせず、傭兵を多く雇っておくと便利です。
アンロックの杖を持った傭兵で、それぞれの扉を離れた位置から開けましょう。
正面の精霊戦士エイラは、射程こそ長いものの、魔法武器でそれほど強力ではないため、育ったユニットがいれば無理なく倒せると思います。
エイラを避けようとすると、南北に回り込む分だけ時間がかかってしまうので、撃破をお勧めします。
レンティア軍船と海軍兵の部隊は、無理に攻め込まず、その場でじっとしていても良いでしょう。
自分の場合は、ブレーヴォスの戦旗(特攻回避)を持たせたバルバラを向かわせて、南側の城壁の内側に陣取るバリスタを排除し、そのまま沿岸沿いのバリスタ撃破に向かいました。
ブレーヴォスの戦旗が無ければ、見切り(特攻回避)持ちの育ったヴィルヘルムを送ると良いかもしれません。
トロフィーは「エンジェルエルフの像」(スキル「月光」)です。
第16章 積み上げた骨の価値
部隊を5人×6つに分けて進んでいくマップです。
2段階目のゲートキーパーを倒すまでは、別の部隊と助け合うことがしにくいため、それぞれの部隊で育ったメンバーが必要です。
最悪、ワープを使えば何とでもなるとは思いますが、注意しましょう。
他の注意点としては、室内マップ扱いとなるため、先に進んでいくためには馬から降りることが必要です。
バリスタ兵は、初期位置での戦いは参加できますが、その奥の階段へ進んでいくことはできないため、注意しましょう。
ぐずぐずしていると初期位置の階段から増援が出現するため、階段を2つとも防ぐか、先に進まないと危険なので注意しましょう。
中央のゲートキーパーを全員倒すと、部屋の柱が消えて、全員が合流することができます。
その後に先に進む扉が開き、ルイーズが出現します。
ルイーズ出現時に登場する死霊騎士は、今まで死なせてしまった兵士ユニットが登場します。
どのユニットも能力値が高い強敵で、戦闘前会話もしっかり用意されており、特に関係の深いルディやジクムント、バルバラなどで交戦すると、色々な会話があります。
ルイーズを撃破すると、この死者ユニットに関しては消滅します。
その奥では、レンヌとその護衛が待ち構えます。
ここまで進むことができたプレイヤーであれば、特に問題なく倒せると思います。
ステージクリア後、結末に関わる選択肢が出るので、このステージのクリア直前のセーブデータは残しておくと良いでしょう。
終章(A) 平和のための代償
ジクムントとの戦いを選んだ場合に進むルートです。
ごっそりとユニットが抜けるので注意しましょう。
まずは南のジクムントを倒すことに注力するとよいでしょう。
ジクムントさえ倒せば、周囲の兵士はすべて撤退します。
その後、西のバルバラを討伐しに向かいましょう。
なお、敵軍にいる味方だったユニットを撃破すると、そのユニットは死亡扱いとなり、エピローグが発生しないため注意しましょう。
終章(B) 暁の決闘
フレイヤを救いに行く場合のルートです。
味方7人と敵5人での戦いとなるため、短期決戦で終わらせることができます。
特に難しい点は無いと思います。
キャラクターの使用感や感想など(ネタバレあり)
最終ステージ直前に出撃させたメンバー約30人について、使用感や感想を書いてみようと思います。
ストーリー上のネタバレについても言及するため、知りたくない人はご注意ください。
・ジクムント
ルディと対をなす主人公とも言えるキャラクターです。
まさか闇堕ちするとは思っていなかったので、後半の展開は意外でした。
根本にあるのは、フレイヤをリヨンに奪われたという劣等感なのでしょうか。
そういう意味では「紋章の謎」のハーディンを想起させるキャラではあります。
変わってしまうのに相応の事情があるので、何とも憎み切れない人物でした。
ユニットとしては、力と守備が高い騎馬ユニットとして、切り込み隊長になり得ます。
クラスチェンジ後は魔防も上昇し、隙が無くなります。
敵に切り込むのに不安に感じたら、早めにクラスチェンジさせると頼れるようになります。
・バルバラ
ある意味、レンヌ王と対をなす黒幕とも言える存在です。
しかし、自国の利益を最大化させられるように行動するのは、王族として当然であるため、誰にも非難することはできないでしょう。
父親からの仕打ちを考えれば、極端な考え方になるのも仕方ないこととも言えます。
最後のスズメとの掴み合いのイベント絵は、迫力があって良かったです。
スズメの着物がはだけて、肩が出てしまっているのがリアルでした。
ユニットとしては、序盤から力・守備が高く、単独で突っ込んでもそうそうやられません。
対空武器の特攻さえ気を付けられれば、離れた場所に単騎で援助に向かうなど、戦略的にも価値のあるユニットです。
・ヴィルヘルム
登場したときは、かなり危うい人物に感じましたが、終盤ではクルトと並んで常識人枠に落ち着きました。
姉を愛しているからこそ全肯定するわけではなく、しっかり諫められる強さを持っているのは、ルディも褒めていたように、出来た弟だと思います。
「愛する人が道を間違えていたなら それを愛ゆえに正さねばならないだろう…。」
バルバラと同じような運用ができますが、やや能力値が劣るため不安が残ります。
特攻無視のスキルを覚えても、魔法には弱いので、バルバラよりも限定的な運用が吉でしょう。
・フェリシア&エリーザベト
そっくり姉妹の魔術師です。
男好きがエリーザベト、女好きがフェリシアと覚えておきましょう。
本作での魔法系ユニットは全員強いですが、彼女らも同様、どちらも育てて損はありません。
顔が一緒なので、混同してしまいますが、使い勝手は両方とも良いです。
専用魔法のインテリペリは3回攻撃でかなり強力なので、修理して大事に使っていきましょう。
僕は片方を消滅させてしまいました。
・エレオノーレ
ジクムント陣営での、貴重な回復役です。
ただ、トロフィーで「レンティアのリュート」を手に入れてからは、再行動役で応援することが多くなってしまいました。
経験値があまり入らなくなるので、今思えば、ヴィルヘルムに持たせておけば良かったのかなと思います。
ダンの「勇気の歌」と組み合わせれば、二人で隣接しながら無限に移動できます。
・エルヴィン
展開によっては、おそらく死んでしまうであろうジクムントの兄です。
仲間にしなくても支障はありませんが、仲間にできると兄弟が揃い、気持ち的には嬉しくなります。
成長率はイマイチな印象ですが、小隊指揮官のスキルが役に立ちますし、加入時のレベルのままでも、ランスでの攻撃はかなり強力です。
・クルト
ジクムントの弟で、実は一番政治への才能があったのではないかと感じる味方です。
ヴィクトリアとの会話では、男らしいワイルド一面が見られて新鮮でした。
専用武器のハープアローは魔法のように使用できるため、魔法が使える騎馬ユニットのような役割ができ、重宝します。
また鼓舞のハープも、攻撃力を上げる応援効果が地味に役立ちますし、クルト本人の経験値稼ぎにも使えます。
アタッカーとしての攻撃力が抜きんでているわけではありませんが、確実性が髙く、頼れるユニットになります。
・ヴィクトリア
ボクっ娘ですが、クルトの前では乙女になってしまう可愛らしいキャラです。
個人的には結構お気に入りのキャラクター造形です。
クルトと似たタイプの育ち方をするので、育てていくとかなり強くなります。
特に、後半はショップで購入できるメギドブレードやウィンドスピアなどの魔法武器との相性が抜群に良く、敵をバタバタと倒してくれます。
クラスチェンジ後は杖も使えるようになる万能ユニットです。
・スヴェン
目力を凄く感じる孤高の没落貴族傭兵です。
再興しても、一代で滅んでしまうのは物悲しいと感じます。
支援相手が少ないのは地味に痛いデメリットです。
加入時は、魔防が低い敵が多いためにレーヴァテインが強いのですが、力を鍛えて通常武器を使わせないとパワー不足になってしまいます。
守備力は高くなく、回避が生きる道なので、力の他に速さもしっかり上げられるように育てていきたいところです。
・ラース
最後まで活用した兵士ユニットです。
アーバレストなどの遠距離攻撃を使える弓歩兵が少ないため、かなり重宝しました。
略奪スキルを所持しているため、力をしっかり上げていると、敵のアイテムをガンガン奪うことができます。
ただし、本作は修理によりお金を節約できるので、まだ持っていないアイテムの強奪を狙えば十分だと思います。
・ダン
正直なところ、戦闘要員ではなく、味方を再行動させる勇気の歌要員として活躍しました。
あと少しだけ行動させたいときなどに便利なので、色々な状況で役立ちました。
育成したいユニットがいるときは、特に役立ちます。
・ディオ
戦闘が出来る鍵開け要員として活用することができます。
しかし後半は、射程が長いアンロックの杖が便利なこともあり、活躍の場は減っていきました。
カランビットナイフは、2回攻撃で防御力無視であるため、対して育っていなくても大ダメージを与えられる強力な武器です。
・ルディ
ジクムントと対をなす、真っ当な主人公といったキャラクターです。
髭を生やしたビジュアルも格好いいですが、一応剃ってもらいました。
「戦いで遊ぶな、ジクムント!」と一喝するシーンは惚れ惚れしました。
パラメータやスキルはもちろん、専用武器にも恵まれているため、多くの強敵を倒す際に中心となる存在でしょう。
守備力はやや不安があるため、敵中に突っ込ませる際は少し注意が必要でしょう。
・スズメ
回数制限のない杖を多く持つため、安心して振り回せるユニットです。
戦闘要員にする必要はあまりないので、クラスチェンジは急がなくても良いでしょう。
手が空いた時は、バンシューの杖を振っていれば経験値も効率よく稼げます。
バルバラの感想でも書きましたが、最後のバルバラVSスズメの舌戦は迫力満点で必見です。
・ハンス
序盤から登場し、スキルも豊富な弓兵です。
アーバレストが使えないのがネックですが、攻撃後再移動が可能なので、移動力を強化して騎兵のように運用することが可能です。
地形効果を利用することで、敵に囲まれても攻撃を避けやすくなるため、生存力が高いです。
反面、だだっ広い草原のようなマップでは、集中攻撃で倒されてしまう可能性も高いため、注意が必要です。
・カヤ
守備に不安がありますが、回避率が高いため気にならない、一騎当千の魔術師です。
支援関係にあるヴェルザーもかなり強いため、二人で組ませれば、敵陣奥深くに送り込んでも安心でしょう。
通常敵からボス戦まで、幅広く活躍したエースです。
・ヴェルザー
ドラゴンランスが強力な飛行ユニットです。
魔防に不安がある以外は十分なパラメータで、バルバラと同じように、単独で飛び回る運用ができます。
隣接護衛を持っているため、カヤと隣接させて敵陣に突っ込むと、敵の集団を蹴散らしてくれます。
最終マップでのカシスとの戦闘前会話のイベントは必見です。
・ガラハド
無双できるほど強いわけではありませんが、他の傭兵3人と固めて運用することで、支援効果が相乗して得られ、かなり強い印象でした。
ルネスの聖剣は強力ですが、ガラハド自体の速さが低めで、再攻撃しづらい点に注意が必要です。
ロゼッタとの会話での「兵士に過去などない。過去を捨てたから兵士になれるのだ。」というセリフは、含蓄があり格好いいと感じます。
・モブナリオ
重装兵ですが、速さも悪くないので、魔法を使わない相手であれば、かなり安心して突っ込むことが可能です。
ポールアクスなど特攻武器を持たせて前進させると、騎馬部隊を壊滅させてくれます。
傭兵4人組を固めて運用するなら、一番前衛を任せられるユニットです。
・ジョルジョ
非常に素早く、支援効果なども加えると、ほとんどの攻撃を回避できる心強い剣士です。
普段は剣を使用して、強敵相手にはカランビットナイフを使うと非常に強力です。
積極的に使っていきたいユニットです。
・ロゼッタ
ぜひアーバレストを持たせて遠距離攻撃させたい、攻撃能力の高い弓兵です。
弓回避スキルにより弓兵同士の戦いに強く、再移動も可能で機動力も高いです。
元々持っているコンポジットボウをメインに、ガンガン使っていきました。
・マサル
凶悪そうな顔ですが、漢気に溢れる侍大将です。
攻撃能力が高い前衛ユニットで、弓も使えるのが助かります。
支援相手であるリアも育てれば非常に強いため、大変活躍しました、
・メゾン
マサルやリアよりも劣りますが、メゾンも十分頼りになる戦力です。
ユニット枠に余裕があれば、育ててあげたいところです。
・リア
加入時は強くありませんが、レベルが上がるごとにメキメキと強くなっていきます。
メゾンとの会話イベントで手に入る与一の弓は、射程が長く強力です。
他のユニットとの兼ね合いを見ながら、前衛と弓兵、どちらでもこなしていけます。
・ヴィルマー&トビアス
終盤で雇えるユニットです。
(画像は片方のみ)
使えるステージは限定的ですが、遠距離攻撃を持つ敵ユニット潰しにかなり役立ちます。
バリスタの矢Ⅲは高価ですが、威力と命中精度が非常に高く、その価値はあります。
戦場がどんどん変わっていくステージでは運用が難しいですが、城攻めや防衛がメインなら、非常に役立ちます。
・ボルタック&ジャラダン
(画像は片方のみ)
マップ上のショップで買い物をする際には、根切のスキルで節約できます。
しかし本作では、新しく武器を購入するよりも、修理する方が経済的なので、無理に出撃させなくても良いでしょう。
ヴェルザーの過去の回想で、しれっと登場していたので「おや?」と思いました。
しかし終盤のヴェルザーとの会話で、しっかり伏線が回収されていて納得しました。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
コメント
気にすることではないかもしれないが、マサルは左腕ないのにどうやって弓を使ってたのか。
真面目に考察すると、本来左手で握るべき部分に足を引っかけて、足を利用したボウガンのように使っていたのかもしれません。
その場で片足で立つか、寝転がることになると思うので、スキは大きくなりそうです。
もう一つの考えられるのは、口を使ったという可能性です。
右手を曲げた状態で弓を握り、歯で矢・弦を一緒に強く食いしばり、右手を伸ばして射たのではないでしょうか。
この方法であれば足が使えるため、動きながらでも射ることができそうです。
タイトルの左上のキャラは結局誰なんですかね?フレイヤ?
作者様に確認したところ、フレイヤで間違いないとのことでした。
開発初期のイラストなので、少々イメージが変わっているところもあるようです。
今後のバージョンアップにて、フレイヤだと分かりやすく変更されるそうです。
第一章から思った以上に敵の雑魚(の中でも最弱組の)火力が高くてあっさりやっつけ負け食らいましたが、昨夜気を取り直して章始めから少しだけプレイしました。
……ルディの移動力上がるんですね。手持ちで成長率が上がることも合わせて、メインキャラは熟練度や移動力を気にするのもありかもですね
そうですね。
割と敵の殺意は高い方だと思いますので、ある程度兵士ユニットを盾のように使わないと、切り抜けることが難しい場面もあるかと思います。
トロフィーで獲得できるアイテムで、攻略が劇的に楽になるというものはありませんので、あまり獲得を狙い過ぎず、気楽に攻略していくのが楽しめると感じました。
移動力は、他のSRPGに比べて、基礎値が低めな分、上げられる方法も多く用意されています。
私のプレイ時は、レベルアップで移動力が上がったことは無かったと思いますが、上がるようになってるんですね。
BPと交換して移動力を上げられるドーピングアイテムも多く得られるので、活用していくと良いと思います。
こんばんはlosspass様。
細かい指摘で申し訳ありませんが、
第15章の記事にてバルバラがバーバラとなっております。
本作をプレイしていて「ヌーズライト民主革命戦記」
を思い出しましたが、
本作では、現地徴収しても、川に毒を流しても、少女を暗殺しても、無抵抗の市民を虐殺しても、デメリットが少ないのでマキャベリズムに徹した方が有利になるという印象を受けました。
誤字のご指摘とコメント、ありがとうございます。
何度見直していても誤字は出てきてしまうので、大変ありがたいです。
早速修正しました。
どちらも作品も、プレイヤーが非道なことを選択できるという点で、通ずるものがありますよね。
ヌーズライト民主革命戦記はプレイヤーに対し、理想論か現実論か、どちらの方針で行くのかをはっきりさせることを迫っていました。
「骨大陸戦記」は、非道な方針の方がゲーム的メリットが大きいので、プレイヤー側が非道側に傾きやすく作られていますよね。
こういうプレイ体験を味わえる作品は少ないので、プレイヤーに黒い愉悦を感じさせる目的があるのかもしれません。
こちらの記事を参考にさせていただきながらハードモードでクリアしました。
v1.20でだいぶ仕様が変わったようです。修正内容はreadmeに書かれていますが
・ワープの杖 ハードでは恐らく入手手段なしに
(転移のオーブがマップ内の店2個+BP変換1個のみ入手可能)
・ラース:一定章までに育てていると略奪を覚える→13章で強奪に
(自分は育てていなかったのでスキルも覚えず、13章イベントも起きず)
・汎用ユニット:13章で弓騎兵、騎兵組が略奪を覚える会話イベント
(その他相手を眠らせる手加減?も覚える組もいます)
・トロフィーアイテムのステUP(成長補正なしのものは+3→+5 ブラッドアーマー守備体格+3など)
・敵ステ、スキルのテコ入れ?
(13章リオンは速さ25 見切り付与のフィンの盾持ち 魔防貫通魔法持ち33*1-2回ダメージと異様に強いので 装備を略奪して見切りを外さないと勝てなかったです。まともに戦わないで周りを略奪するのがシナリオ的に正攻法なのかも。自分は村人を襲わなかったので終章に苦労しました)
12章で草原出身ユニットたちの会話がかなり多くあり、強力な専用武器、能力UPイベントがあります。ファイターはネックの移動力がかなり上がるので育てておくと強力なエースになります。
・ベルクタイ組:2回攻撃毒シミター
・カサル組:射程3-4の弓(室内OK)
・その他汎用ユニット組: 2回攻撃シミター、2回攻撃弓、射程1-2騎馬特攻の薙刀
・ファイター2組:移動力+2 &射程2の反撃不可投げ斧 | 騎馬特攻の斧
それぞれの会話で同じ武器が2本手に入るので、どちらか片方でも育てているとイベントを起こす価値はあります。
・8章:左の洞窟にディオで訪問すると妹からラビットナイフ(3回攻撃防御無視)を貰えます
コメントありがとうございます。
確かに私のプレイはver1.01時のときのものですので、そこが分かるように明記しようと思います。
情報どうもありがとうございます。