アイマスのキャラクター活躍する二次創作シミュレーションRPG「アイマスタクティクス2 -CROSS DIMENSION-」の紹介記事です。
前作をプレイしていない人は、まず「アイマスタクティクス」からプレイするのを推奨します。
前作同様、初期メンバーはアイマスのキャラクターですが、その後のストーリー展開は、アイマスとは特に関係ありません。
したがって、アイマスを知らないプレイヤーであっても、シミュレーションRPGとして楽しめると思います。
僕は原作のアイマスを知らないのですが、本作をプレイしたことにより、逆にアイマスに興味が出てきました。
本作は、全17マップでクリア時間は8時間でした(ハードモード)。
ダウンロードはこちら(作者:アモルファス様のホームページ)
目次
ゲーム概要
本作「アイマスタクティクス2 -CROSS DIMENSION-」は、前作の続編として作られています。
異世界を救ったアイドルたちが、自分たちの住む世界に、無事帰ってきました。
しかし、帰ってきた世界では日本が滅び、魔物たちが跋扈する国へと変わり果てていました。
なぜ日本が滅びてしまったのか、元の世界に戻ることができるのか、アイドルたちの戦い旅路が始まります。
前作同様、難易度は4段階から選ぶことができます。
僕は前作同様、ハードを選んでプレイしましたが、難易度は普通くらいでした。
ただし最終盤については、ハード以上の「味方が一人でも倒されるとゲームオーバー」という仕様が厳しく、前作より後半の難易度は高いと感じました。
その他のシステムについては前作と同じです。
武器の3すくみ、ユニット同士の支援効果、クラスチェンジ、敵増援出現後即行動など、変わりはありません。
出撃ユニットに関しては、前作より6名多い26人が出撃可能です。
全員出撃させると戦力的にかなり多いので、その点はゲームの難易度を和らげる要因となっています。
ただし最終盤においては、育ち切ったユニットが必要になってくるため、全員を均等に育てていると苦戦する場面が出てくるかもしれません。
出撃ユニット数をあえて絞り、少数のメンバーに経験値を集中させるということも必要だと感じます。
感想(ネタバレ無し)
ハードモードで8時間プレイし、無事にクリアすることができました。
まず感じたことは、物語そのものが抜群に面白かったということです。
前作で一度、王道な物語を作っているからこそ描ける、変則的な展開が楽しめる内容でした。
詳しくはネタバレできませんが、話の展開も自然で筋が通っていますし、最後のマップではどうなるんだろうとワクワクしました。
面白いストーリーを支えるのは、やはり魅力的なキャラクターがあってのことだと思います。
新しいキャラクターの登場数は必要最低限に留め、前作の登場人物も多数活躍します。
前作のキャラが幅を利かせてくるわけではなく、新キャラを引き立てつつも、物語を盛り上げる役割を担ってくれています。
この辺りの、新キャラ・前作キャラ使い方や物語への組み込み方は、絶妙だと感じます。
次は、ゲーム内容についてです。
ハードでプレイしましたが、前作と似たゲームバランスだったと思います。
敵の攻撃力が高いため、回避重視で配置して、敵の集中攻撃を受けないようにすることが重要でした。
ただし、中盤から前作よりも仲間が多くなりますが、全員出撃が可能となっています。
出撃ユニット数が多いと、戦闘は楽になります。
しかし操作する手間も増えて時間がかかるため、自分の場合は、中盤からは最大出撃数から少し絞ってプレイしていました。
あまり大勢いても、戦闘に参加できないメンバーが出てくるので、3分の2くらいに絞っても特に支障はありませんでした。
最後の2マップは特に難度が高かったため、出し惜しみせずに全員出撃させて戦いました。
何度もロードを繰り返しましたが、その分クリアしたときの喜びも大きかったです。
前作に比べ、仲間の救出や友軍との共闘など、ステージのシチュエーションは増えたように感じます。
しかしコアとなる攻略要素は、ほとんどが敵増援に対する対応ということになるので、難しさの種類という点では、少なかったかもしれません。
ただ、大長編の作品というわけではありませんし、それで飽きてしまうということはありませんでした。
むしろその分、増援を利用してのユニット育成をしっかりと楽しむことができたと思います。
今回もまた、クリア時のレベルが上級職1ケタ台というユニットが大半だったので、クラスチェンジを引っ張りすぎたのかもしれません。
それと、前作同様に好きな仕様だったのは、所持していると付与される「流星」「月光」「太陽」が使えるようになるアイテムの存在です。
貴重なスキルアイテムは、消耗品だと誰に使用するか悩んでしまいますが、本作では、持たせているときに使用できるため、色々なユニットに持たせて使用感を確認することができます。
個人的には、「流星」や「月光」を魔術師や弓兵に持たせると、結構強い印象がありました。
前作「アイマスタクティクス」が第一部、今作が第二部というように、二作続けて一気にプレイしました。
かの名作シミュレーションRPG「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」と「紋章の謎」のように、楽しめる作品だと思います。
アイマスを知らない人でも、違和感なくプレイできると思いますので、ぜひとも一作目からプレイすることをお勧めしたいと思います。
攻略メモ・ハードモード(ネタバレ有り)
第1章 予兆
敵との距離が離れていますが、最初から前進し、橋の狭いところで迎え撃つと良いでしょう。
ボスは1体ずつおびき寄せれば問題なく倒せます。
第2章 強襲
いきなりそこそこ難しいマップです。
敵4ターン目に、屋内の階段や屋外から敵の増援が現れます。
エクスはある程度放っておいても大丈夫なので、自軍はこちらの都合で動きましょう。
まずは宝物庫の宝箱を回収したいので、自軍の多数で向かいましょう。
買い物をするなら、やよい+二人くらいで向かわせると安心です。
ネオジャパン兵が割と粘ってくれますし、エクスもリブローで援護してくれます。
友軍は気にせず、こちらは狭い通路を利用して戦いましょう。
特攻武器を装備して壁役を行うと、敵を倒しすぎて、入れ替わり立ち替わり攻撃を受けてしまう危険性があります。
多くの敵がいる所なら、あえて反撃用に弱い武器を装備して壁にしましょう。
第3章 奇術
フェルナンドとローラを救出しに行く必要があるマップですが、割と耐えられます。
エクスもリブローで援護してくるので、それほど急がなくても大丈夫でしょう。
ただし、魔術師が接近してローラに間接攻撃を加えるようになると危険です。
北斗などの騎馬ユニットを早めに向かわせて、援護するようにしましょう。
ローラがもしやられてしまっても、ロードして乱数調整すれば、生き残る場合もあります。
基本的には中央の橋付近で敵を食い止めれば良いですが、増援が結構激しいので、場合によっては拠点を塞ぎに行くことも必要です。
翔太は魔術師系を相手にすれば、闇魔法で有利に戦えます。
第4章 衝突
シューターが初登場するマップです。
ベアトリスは傷薬も持っているため、しばらく持ちこたえます。
しかし増援の魔術師が現れ始めると、持ちこたえられなくなるので注意しましょう。
ベアトリスと合流してしまえばこっちのものです。
射程外から北斗で一気に近寄り、手槍で攻撃すれば1台は1ターンで破壊できます。
2台健在だと、守備力が低いユニットが2回攻撃されてやられてしまうことがあるため、その点だけは注意しましょう。
第5章 復活
敵4ターン目に、怪しい期待に応えて階段からグリフォンナイトが4体現れます。
順調に進軍していれば、ちょうど背後を突かれる形になるかと思います。
物理防御が高いメンバーで壁を作ってしまえば対処できます。
宝物庫は、あやめにひたすら開けさせておきましょう。
竜以外のボスは、攻撃範囲に入ると動いてきます。
セドリックがリザイアを装備しており強敵なので、まずはセドリックだけをおびき寄せて戦いましょう。
ファフニール・αは、ファフニールの鱗を持たせたユニットで、柱の上から攻撃させましょう。
支援効果も利用すれば、それほど苦も無く倒せるはずです。
むしろリザイア持ちのセドリックの方が手強かった印象があります。
第6章 追跡
増援が予想しづらいところに急に現れるため、守備が低いユニットは守りながら進むか、盾を持たせて進軍する必要があります。
一撃でやられてしまう可能性があるのはローラなので、ローラに盾を持たせれば、ひとまずは安心できると思います。
初期位置付近の森で、増援が止まるまで固まって迎撃するのが最も安全です。
第7章 旅路
4か所からゾンビの増援が規則正しく現れるマップです。
敵増援が移動してくる場所に、上手く味方を配置して、毎ターン確実に倒していけば良いだけのマップです。
ゾンビの攻撃力が高いので、今まで通り、複数の攻撃を受けないように配置することが重要となります。
第8章 神域
南からグリフォンナイトやそのほかの敵が北上してきます。
橋を利用して迎撃すると良いでしょう。
その際、シューターの攻撃範囲には注意して布陣するようにしましょう。
ボスの前に陣取るプリーストは、セイントファイアを使ってくるので厄介です。
Mシールドの杖を使ったり、炎の盾などを持ったユニットの間接攻撃で倒しましょう。
ボスは重装タイプなので、特攻武器で楽に倒せます。
近くに拠点があり回復できるので、やろうと思えばここでボスチクを行い、経験値稼ぎをすることが可能です。
第9章 真実
階段がいくつかあって怪しく感じますが、援軍はエクスの周囲からのみ出現します。
したがって、リディアも気にせずに、全員で進軍してしまって問題ありません。
途中で遭遇する、前作のキャラクターたちは結構強敵です。
一部のは友軍が倒してくれる場合もありますが、能力値の高いレオナルドらは残ると思います。
友軍のレジスタンスを上手く囮にしつつ、特攻武器を駆使して倒しましょう。
第10章 再会
真が女性ということを、この章の導入で初めて知りました。
敵の増援がマップ右上からしばらく出てくるので、主戦場を左下のあたりに置き、全軍を合流させると、少し楽に戦えると思います。
増援出現地点から離れることで、敵ガーゴイルと歩兵、騎兵の進軍タイミングをずらすことができます。
敵は攻撃力が高いので、森を上手く利用して回避率を高くしましょう。
ある程度敵を片付けたあとで、村を訪問しましょう。
第11章 窮地
仲間の数がだいぶ増えて来ました。
下級職のユニットを育てないのであれば、上級職のメンバーは出撃させないようにすると良いでしょう。
見ての通り、マーシャがいきなりピンチ状態になっています。
運が悪いと1ターン目でゲームオーバーになってしまう可能性もあるだけに、早めに救出する必要があります。
地形効果の高い魔法陣の上に置いてくれているのが敵の優しさです。
敵4ターン目からは、お察しの通り4か所の階段から増援が出現するようになります。
ボス近くの階段からはトルーパーが出現するので、壁越しに間接攻撃を受けないように注意しましょう。
トルーパーに関しては階段回りを塞げば攻撃されないため、良い経験値稼ぎになります。
第12章 神器
見るからに増援がたくさん現れそうなマップです。
上の画像のように周りを固めるのが吉です。
自分の場合は、育てないユニットを中心に出撃させ、上級職のメンバーは出撃停止させました。
民家でも情報を得られますが、南の豪華な建物の劇場では、秘密のお店があります。
キラー系、勇者系など、かなり有用な武器が多く打っていますが高価です。
購入はリブローなど、一部の有用な杖に留めておくのが良いかもしれません。
街の中ほどまで進むと、外側の拠点から増援が出現します。
急に攻撃されるユニットが出ないように注意しましょう。
今度は街の真ん中あたりに防衛ラインを敷いて迎撃しましょう。
マップ一番左端の真ん中の民家をフェルナンドで訪れると、斬鉄剣を入手することができます。
それ以外のユニットで訪れても貰えますが、せっかくならフェルナンドで訪問しましょう。
第13章 師匠
このマップも増援が多いです。
左の部隊は、城門の狭い入り口付近で迎撃態勢を整えて迎え撃ちましょう。
右の部隊は少し中に入っていった辺りで迎撃しましょう。
レベルアップが足らないメンバーは稼ぐチャンスなので、しっかりと強化できるようにしましょう。
これまで手に入れているマスタープルーフが使い切れるかどうか位であれば、順調と言える気がします。
敵6ターン目で増援は終わるので、そこまでは慎重に進めましょう。
ボスのオズワルドは、遠距離魔法のサンダーストームで攻撃してきます。
威圧スキルが怖いので、HPと攻速の高いユニットで弾切れにさせてから近寄るのが良いでしょう。
クリア後、リディアがクラスチェンジするので、リディアのレベルは可能な限り上げておきましょう。
第14章 逆襲
買い物ができるのは最後かのようなメッセージがありますが、次のマップでも購入は可能です。
ただし、次のマップは勇者系の装備など、特殊なものばかりです。
一般規格品が足りていないのなら、ここで買い足しておきましょう。
ほとんどの友軍レジスタンスは、無理に助ける必要はありません。
しかし西の友軍のヴァルキュリアは、生存しているとリブローを使ってくれるので便利です。
第15章 落陽
レジスタンスが結構強いので、上手く味方ユニットへのターゲットを逸らしながら進軍していきましょう。
もう経験値稼ぎをする必要も少ないと思いますので、増援が出てくる階段はどんどん塞いでいきます。
エクスの近くからはドラゴンの増援が現れます。
ファフニールの鱗を持たせたユニットを先頭に戦っていきましょう。
もっとも、支援効果をきちんと重ねれば、攻撃が当たることも少ないと思います。
エクスはクリティカルが有効なので、リディア以外でも十分倒せます。
主人公3人で攻撃させると、長めの戦闘前会話が出るので見ておきたいところです。
特に冬馬との戦闘では、エクスの真の目的も語られます。
第16章 希望
友軍のファフニール・αを中心に、横一直線の防衛ラインを作り進んでいきましょう。
敵ジェネラルは守備力が非常に高いため、特攻武器が魔法での攻撃でないと歯が立ちません。
敵の増援は強力で、なおかつ多いです。
ある程度エクスに迫ったら、オズワルドにアゲインの杖を使わせて、一気にボスを倒してしまいましょう。
レメディの歌でオズワルドを再行動させれば、またアゲインの杖を使えるので、ずっと俺のターン状態になります。
ただし、次のマップもかなり難関なので、アゲインを温存できるなら温存しておきたいところです。
終章 絶望
まさかの展開で迎える最終話です。
しれっと操作ユニットに変わっているファフニール・αを前面に出しつつ戦っていきましょう。
防御無視のブレスが非常に頼りになります。
ただし、相手によってはクリティカルを連続で出してきてピンチになるため、注意が必要です。
アサシン(あやめ)はこちらをすり抜けて移動してくるので、後列のメンバーがやられてしまわないように気を付けましょう。
位置取りが難しいのであれば、スリープなどが効きやすいので、眠らせてしまうのが安心です。
賢者(やよい)のサンダーストームは、それほど脅威ではありません。
回避率の高い敵はかなり厄介です。
オズワルドの威圧であれば、自分よりHPが低い相手に必ず命中するので、かなり役に立ちました。
もし「天使の衣」が残っているなら、使用することでより有効な相手が広がります。
キャラ使用感(ネタバレ有り)
前作に登場したキャラクターの使用感は、ほぼ前作と一緒であるため、個別の感想は差し控えます。
・ローラ
武器レベルの低さのせいで、リブローを手に入れても使えないために、2軍落ちになりました。
・フェルナンド
序盤からパワフルなキャラとして、前衛を任せられます。
クラスチェンジすると、地形効果が二倍になるスキルが得られるため、回避率が高いマスでは非常に強くなります。
・ベアトリス
前衛を任せられる重装兵として役に立ちました。
能力値的にも、前作のレオナルドのように、かなり頼れます。
・レオン
シャーリーと一緒に登場しますが、戦力的にはパッとしない印象です。
リディアの支援役として使いました。
・シャーリー
レオンより若干使えるほうです。
レオンと同じく、リディアへ支援効果を与えつつ戦いましょう。
・セドリック
登場時は貴重なリブローや、闇魔法を使えるユニットで頼りになりました。
・リディア
第4の主人公とでも言うべき存在です。
持たせなければいけないアイテムが多いですが、その分、能力値は底上げされます。
ただし、エクス撃破にはそれほど役には立ちませんでした。
5マス以内の味方の経験値を増幅させる「希望の御旗」のお陰で、経験値稼ぎには大変役に立ちます。
普段戦う分には、魔法で戦う方が便利でした。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
コメント
第16章 希望
ファフニールαは、敵が自身の攻撃範囲に入ってこなければ行動しません。
これを踏まえて、リディアに三種の神器のほかに太陽の極意と月光の極意を持たせ、
レメディの「歌う」も使って、可能な限り敵陣へ突っ込みます。
リザイア装備の翔太とサンダー装備のオズワルドで近づいてきた敵に対応する以外は、元の場所から動かずにいれば、
後は、太陽の極意の発動でHPを回復しながらエクスに隣接し、エクスを倒すことができます。