僕はバッティングセンターに行くのが好きです。
野球経験者というわけではないのですが、野球を観るのは好きでした。
観ていれば、自然とやりたくなってしまうのが人の性です。
素人ながら通い詰めて、はまっていくうちに、草野球チームに入るまでになってしまいました。
そしてそのうち、バッティングセンターに行ったことのない人でも誰かれ構わず誘っているうちに、何となくバットに当てるコツというのが分かってきました。
この記事では、まったく経験の無い人でも、バットにボールを当てられるようなコツを大雑把に書いていきます。
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バットの選び方
バットは、なるべく軽いものを選びましょう。
なんなら少年用のバットでもいいです。
短いのは、飛距離や打てる範囲で不利になりますが、重くて振れないよりは、軽いほうがいいです。
無理して重いものを振ろうとすると、手が擦り切れたり、体を痛めることになるので注意しましょう。
あと、できれば軍手もあればしておきましょう。
速さの選び方
バッティングセンターに入ると、色々なスピードのマシンがあると思います。
初心者にオススメのスピードは、80~100キロほどがオススメです。
60キロや70キロは、山なりの軌道でボールが来るため、かえって当てにくい場合があります。
なるべく直線的な軌道で、そこまで早くないスピードを選びましょう。
打つ前の構え・準備
さて、スピードを選んだら次は打席の中に入ります。
立ち位置としては、なるべく後ろの方に立ちましょう。
ただし、バットを振っても後ろの壁に当たらない程度です。
まず、ホームベースとつま先が垂直になるように、体が平行になるように立ちます。
そしてその後、つま先を少し内股(ハの字)にし、膝はやわらかく使えるよう、軽く曲げましょう。
バットの構えとしては、グリップを肩くらいの高さに持ち上げましょう。
少しヘッドを後ろに傾けると、スムーズにバットが出てくると思います。
また、ボールが出てくる方向に、胸を見せないように注意しましょう。
顔だけをぐっとボールが出てくる方向に向け、肩越しにボールを見るイメージです。
バットの振り方
さて、ここまでは準備です。
初心者で一番大事なのは、バットの振り方です。
とにかくバット振るときに、体が前に突っ込まないようにしましょう。
ボールは、じっと待っていてもこちらに来てくれます。
それなのに、こちらから体を突っ込んでしまっては、お互いに加速していることになり、当てるのが難しくなってしまいます。
体を前に突っ込ませず、我慢しましょう。
そして次に大事なのが、目線を上下させないことです。
打ちに行くとき、体を上下に揺らしてしまうと、ボールは真っ直ぐなのに、自分から上下に変化させてしまっているのと同じです。
顔を揺らすのはやめて、バットがボールに当たる瞬間を見るようにしましょう。
そして最後は、ボールが出てくる前にバットを後ろに引いて、打つ準備しておきましょう。
ボールが来たときにバットを後ろに引いても、準備が間に合いません。
たとえるなら弓を打つイメージのように、ボールが出てくる直前は、もう弓を引き絞るのに近いところまで準備しておくといいでしょう。
以上、初心者でもバッティングセンターで空振りしないコツでした。
初心者を連れて行ったときに、とにかく共通して多かったのが、前への突っ込みでした。
この辺りを意識するだけで、「初心者」から「初級者」にレベルアップできると思います。
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