アセスルファムK(人工甘味料)と砂糖、どちらが体に悪いのか

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最近、カロリーゼロの飲み物を街中でよく見かけます。
その多くは人工甘味料が使われており、原材料を見ると「アセスルファムK」の文字があります。
昔、人工甘味料と言えばステビアなどが多かったのですが、現在はアセスルファムKが多いです。

このアセスルファムKですが、はたして体に悪いものなのでしょうか。
僕の出した結論は「将来的に害があるかもしれないが、砂糖よりはマシ」というものです。
結論はここに書いたので、以下はただの蛇足です。

なぜカロリーゼロのものを選ぶようになったか

そもそも、この物質について詳しく調べようと思ったきっかけは、よく箱買いする飲み物にこれが含まれており、少し気になっていたからです。

ご存知の通り、市販の砂糖入りの飲み物は、角砂糖に換算すると恐ろしい量が入っています。
僕は甘いものが好きなので、仕事中など甘い飲み物を買うのですが、このカロリー(=糖分)が馬鹿になりません。
毎日飲み続けていると体重が増える原因となりますし、そのほかにも体脂肪率の上昇、糖尿病、虫歯などのリスクも高まります。

それでも、甘いものは飲みたいという思いがありました。
だったら、できるだけ人工甘味料のものを飲めばいいじゃないか、という考えに行き着きました。

アセスルファムKの危険性

カロリーゼロなのに甘いものは、アセスルファムKなどの甘味料が入っています。
もともとはアメリカで認可され始めた甘味料のようで、ネットで調べてみると発がん性物質だの危険な有毒物質だのと、色々と書いてあります。
しかしどの記述を見ても客観性に欠ける意見が多く、具体的なデータに基づいた危険性を表す見解はありませんでした。

ラットに投与したところ、死亡してしまったというレポートもあります。
しかしその実験は半数致死量を算出するための実験でしたし、その実験でラットが死ぬのは当たり前です。
もっと言うなら、塩や砂糖の方が半数致死量はずっと少ないです。

砂糖との比較

では、砂糖と危険度を比べるとどうでしょうか。
砂糖が原因で起きる糖尿病などの疾患は広く知られており、根拠に基づいた主張がなされています。
糖分を控えましょうという標語はよく聞きますが、アセスルファムKを控えましょうという言葉は聞きません。
現在、アセスルファムKが原因で起きた健康被害というものは、見つけられませんでした(2021年5月時点)。

糖尿病をはじめとして、砂糖を取りすぎると良くないという話は、もはや常識になっています。
しかしそれでも甘いものを食べたい人にとっては、ストレス無く糖分を抑えられる素晴らしいものではないか、と思います。

まだ明らかになっていないものへの態度

確かに今後の研究によっては、この物質が非常に危険なものと証明され、使用に制限がかかるかもしれません。
しかし、将来の危険性込みで考えるのであれば、現段階では砂糖の方がずっと危険だと感じます。

人間、未知のものに対しては非常に警戒し、デマや流言を信じてしまう傾向にあります。
そういうときこそ、自分の頭で考えて判断すべきではないかと思います。
僕が将来これが原因で何か病気になったとしても、今の時点の情報で自分なりに最善の判断をしているなら、それは仕方ないかなと諦めがつきます。

なんだか説教くさい記事になってしまいましたが、自分で考えて決定したことなら、それで起きた不利益も素直に受け入れられると思います。

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