草野球初心者向け すぐに試せる打撃フォーム改良ポイント

野球
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今回は、打席での構えやバッティングフォームについて、チェックするべきポイントなどを書いていこうと思います。
あまり専門的なことは書けないので、すぐにできる簡単な部分に絞って書いていこうと思います。

打撃関連の記事については、以下のページにも一覧があります。
草野球初心者向け 打撃・守備・走塁のコツなど記事まとめ

 

スタンスについて

スタンスとは、構えたときの足の向きなどの立ち方のことです。
主にスクエア、オープン、クローズドの3つに分かれます。

オープンのメリットは、球が見やすいこと・内角の球に対応しやすいことです。
デメリットは、体が開きやすいということです。

クローズドのメリットは、体が開きにくく、球を呼び込めることでしょう(変化球に強い)。
デメリットは、閉じた状態から打つため、下半身の力が必要なことと、力のある速球に封じられやすいことです。
基本的には、足を投手に対して平行にする、癖のないスクエアが良いでしょう。

しかし、ここはもう少し突っ込んで書いてみようと思います。

打球方向は、ある程度、軸足(投手とは反対側の足)の向きに依存します。
打球方向が引っ張り方向に偏っている人は、クローズド気味にすることで矯正することができます。
これを利用して、進塁打狙いのときは、一時的にクローズド気味にするという方法もあります。
オープンは体が開きやすいことや、投手の方向にステップすることが難しいため、ボールを飛ばす力は劣ります。
しかし、ボールが見やすいため、様々な打球に対応しやすいというメリットもあります。

スタンスを変えることは慣れや勇気がいりますが、上手く利用すれば自分の欠点を補うことが出来るので、余裕があれば試してみてください。

ほか、立ち幅に関しては肩幅ほどが無難です。
ただし幅を広げれば、タイミングを取るのが難しくなる分、長打力は増します。

グリップの高さ

グリップの高さに関しては、最低限、ストライクゾーンの最上部以上であればOKです。
高ければ高いほど、位置エネルギーを利用して振り押せるため、有利ではあります。
しかし、投手側の脇が開くほど高いグリップ位置は、しっかりスイングできないという弊害があります。
大体は、肩から耳の横辺りが無難でしょう。

バットを立てるか寝かせるか

イメージとしては、立てると勢いがつく分、振り出しにくくなります。
逆に、バットを後ろに寝かせていると、バットがスムーズに出やすいですが、ヘッドの位置が低いため、前述した位置エネルギーが減ります。
自分がバットを溜めて出したいタイプなのか、スムーズに出したいタイプなのか、考えて決めましょう。
正直、トップの状態では、バットが立っているのが正解です。
そこさえ守れていれば、トップ以前の構えは自由です。

立ち位置について

バッターボックスのどこに立つかという問題です。
前後で言うなら、キャッチャー寄りに立つ方が有利です。
なぜなら、ボールを長く見ることが出来ますし、時間的な余裕が最大にあるからです。
しかし、素晴らしい変化球を持っているピッチャーが相手なら、なるべく投手側に立ち、変化する前に捉えるという手段も必要になってきます。
ただ、そのような投手はなかなかいないので、基本的には一番後ろに立てばよいでしょう。

さて、次は横の問題です。
ベース寄りに立つか、離れて立つかの問題です。
初心者は、外角にバットが届かなくなることを恐れ、ややベース寄りに立つ傾向が見られます。
しかし、僕は少し離れ気味に立つことをオススメします。
理由としては、内角をコンパクトに打つよりも、外角に手を伸ばして対応することの方が簡単だからです。
特に、腕が一番伸びた状態でボールが捉えられれば、力で運ぶことが可能です。
外角のストライクゾーンから、ボールゾーンに逃げていくスライダーを持つ投手相手にはきついでしょうが、あまりそんな投手は出てきません。

以上、いくつかすぐに試せそうな内容を書いてみました。
何か使えそうな内容があれば、試していただければと思います。

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